ハイドロキノン(ヒドロキノン)は、非常に強い美白作用がある成分で、即効性も高いことから「肌の漂白剤」とも呼ばれます。ハイドロキノンには副作用や危険性があることから、化粧品への配合が禁止されていましたが、効果と安全性を確認した上で2002から条件的に化粧品への配合が認可されました。また、市販だけではなく、しみ取り美白剤として皮膚科でも処方されています。
ハイドロキノンについて
ハイドロキノンの効果
- ハイドロキノンは、メラニン色素を生成するチロシナーゼ酵素の働きを強力に抑えます。
- ハイドロキノンは、メラニン色素を作る細胞であるメラノサイト(色素細胞)を減少させ、メラニン色素が生成されにくくします。
- ハイドロキノンは即効性があるため、治療期間が短かい。
ハイドロキノンは、そのままでは皮膚には浸透しにくいため、ケミカルピーリングやトレチノイン治療、またはレーザーピーリングと併用して行うと効果が高まります。
治療回数の目安
治療回数は、しみの度合いによっても異なりますが、肌のターンオーバーが4週〜6週間と言われるため、効果を得るには2〜3ヶ月程度は続ける必要があります。
治療内容
1.洗顔、クレンジングして肌の余分な汚れを落とします。
2.しみを改善したい部分にハイドロキノンを塗布します。
3.ハイドロキノンを塗布した後は、必ず紫外線対策をします。
治療時間
治療時間は、病院で治療してもらう場合は数分で終わります。また、効果を高めるために、ケミカルピーリングやトレチノイン治療を併用する場合は、さらに時間がかかります。
治療料金
治療料金は、ケミカルピーリングやトレチノインなどの治療と併用する場合や、処方されるハイドロキノンの量によって異なりますが、ハイドロキノンのみを処方してもらう場合は、10g程度の量で3000〜5000円程度が多いようです。
副作用・注意点
- ハイドロキノンを長期的に使用すると、メラニン色素を作る細胞であるメラノサイトを減少させてしまう作用があるため、肌を白くしすぎてしまうケースがあります。
- ハイドロキノンは、強いアレルギー反応や炎症を起こすことがあります。
- ハイドロキノンは非常に酸化されやすく、光や熱にも弱いため、ハイドロキシン使用中は必ず日焼け止め(サンスクリーン)で肌を保護します。
- ハイドロキシンは、酸化されやすくて熱や光にも弱いため、冷蔵庫に保管します。
- ハイドロキノン使用中は、日焼け止め(サンスクリーン)などを使用し、紫外線に当たらないようにします。
- ハイドロキノンは冷蔵庫保存で2ヶ月程度で効果が落ちるため、新しく処方してもらう必要があります。
- シミ以外の色素沈着(例えば黒いアザやホクロ)には効果がありません。
- 妊娠中や肌に傷がある人には使用できません。
ハイドロキノンは、肌に合った濃度で正しく使用すれば安全な外用剤です。濃度が高すぎても良いという訳ではなく、5%程度の濃度が良いとも言われます。皮膚科で処方されている高濃度ハイドロキノン美白剤でも10%を越える濃度は処方していないのが一般です。