ホルモンバランスが乱れると体毛が濃くなる理由

脱毛とムダ毛処理 腕や脚、脇毛や陰毛などの体毛は、ホルモンバランスの影響を大きく受けます。

ホルモンバランスは、思春期や妊娠期、更年期などによって大きく変化し、それによって体毛がしだいに濃くなったりすることがあります。

ホルモンバランスの変化と体毛の関係

女性は生理周期によって女性ホルモンのバランスが大きく変化しますが、それ以外では、思春期、妊娠期、更年期などに大きく女性ホルモンが変化します。他にも、ストレスなどによってもホルモンバランスが大きく変化することもあります。

思春期にホルモンバランスが変化する原因は?

女性看護師の写真 思春期といわれる第二次性徴期には、大人の身体へと変化するために男女ともに性ホルモンの分泌が大幅に活発になります。

男性の思春期は、主に男性ホルモン(テストステロンなど)の分泌が急増し、骨格が大きくなったり、筋肉が増加してたくましい体つきになっていきます。

そして、この男性ホルモンの影響によって、ヒゲ、脇毛、胸毛、脚の毛、腕毛、陰毛などが太く生えてくるようになります。

一方、女性の思春期は、主に女性ホルモンの分泌が活発になります。女性ホルモンが増加すると、女性らしい丸みのある体になったり、バストが大きくなったりし、何より生理(月経)が始まって子供を産める身体へと変化していきます。

そして、女性においても男性ホルモンが少なからず分泌されており、女性の身体には男性の5~10%ほどの男性ホルモンが分泌されているといわれています。その男性ホルモンの影響によって、腕毛、スネ毛、脇毛、陰毛(アンダーヘア)などの体毛が濃くなります。

妊娠期に体毛が濃くなる?

妊娠の画像 多くの女性が一度は経験する妊娠。その妊娠中に体毛が濃くなってしまうことがあります。特に胸(乳輪)、ヒゲ、お腹(おへそ周り)、背中などの体毛が濃くなったと感じる女性が多いようです。

この時期に体毛が濃くなったことで身体に異常がおこっているのではないかとして病院を訪れる女性もいるといいます。

この妊娠期に体毛が濃くなる要因は、女性ホルモンのバランスが大きく変化するためです。

女性の身体に分泌されている、女性ホルモンと男性ホルモンなどの性ホルモンは、微妙なバランスでコントロールされていますが、妊娠期にはそれが変化してしまうことで一時的に体毛が濃くなってしまうのです。

特に妊娠初期に多く分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)によって毛が濃くなることがあります。

妊娠期に体毛が濃くなる現象は一時的なものであり、出産後にはしだいに体毛が薄くなっていきます。あまり神経質に悩まないようにしましょう。

特に、妊娠中はプロゲステロン(女性ホルモンの一つ)の影響でシミ、色素沈着、にきびなどが発生しやすくなるため、肌の負担が大きいムダ毛処理を行わないようにしましょう。

更年期に体毛が濃くなる?

女性の肌の悩み 女性の場合、50代ごろになると更年期に入り、閉経を迎えます。この時期を更年期といったりしますが、その更年期に体毛が濃くなるといった現象が起こることがあります。

更年期に入ると、女性ホルモンの分泌が大きく減少し、相対的に一定量分泌されている男性ホルモンの影響力が大きくなることで体毛が太くなり、濃く見えてくることがあります。

慢性的なストレスでホルモンバランスが乱れる?

ストレスをかかえる女性の写真 思春期や妊娠期、更年期ではない時期でも、生活習慣によって体毛が濃くなってくることがあります。

例えば、ストレスで女性ホルモンの分泌が低下していたり、イライラで男性ホルモンの分泌が活発になっていると、女性のカラダにおける男性ホルモンの影響が大きくなって体毛が濃くなることがあります。また、ストレスはニキビや肌荒れなども起こしやすくなります。

他にも、よく恋をすると女性ホルモンの分泌が活発になるといわれますが、反対に恋愛をしない期間が長くなると女性ホルモンの分泌が低下してヒゲや体毛が濃くなったりすることがあるようです。また、偏食やダイエットなどでも産毛が濃くなってくることがあります。