ハイドロキノンは傷跡・手術後の色素沈着にも効果がある?

ハイドロキノンクリーム画像 ハイドロキノンは、美白剤の中でもメラニンの生成を強力に抑える働きがあり、皮膚を白く導く作用があります。そのため、メラニンが沈着した症状ならハイドロキノンによって改善できる可能性があります。

傷跡へのハイドロキノン使用について

傷跡や怪我による色素沈着にハイドロキノン

ボディへのハイドロキノン すり傷、怪我などによって皮膚がダメージを受けると、防御反応としてメラニンが生成されます。生成されたメラニンはターンオーバーによって排出され、時間の経過とともに薄くなっていきますが、加齢などによって新陳代謝が遅くなると排出されずに色素沈着として残ってしまうことがあります。

すり傷、かすり傷、怪我などによる色素沈着にはハイドロキノンで改善できる可能性があります。虫さされなどによる炎症後色素沈着にも使用できます。

手術跡の黒ずみの改善

手術後の色素沈着へのハイドロキノン画像 皮膚を切開した後、その切開したラインに沿って皮膚が黒ずみとなって残ることがあります。手術跡の黒ずみは時間の経過と共に薄くなっていきますが、傷跡が目立って残ってしまうことがあります。

この場合の傷跡、黒ずみはハイドロキノンで薄くすることが出来る可能性があります。脂肪吸引などの傷跡にも効果が期待できます。

トレチノインとの併用でさらに高い効果が得られる

トレチノインクリーム トレチノイン(レチノイン酸)とは、ビタミンA(レチノール)の誘導体で生理活性はビタミンAの100~300倍あり、主にニキビ治療やしみ治療に用いられます。

トレチノインは表皮細胞の増殖を促進してターンオーバーを促し、しみを薄くする作用があるため、メラニンの生成を強力に抑制するハイドロキノンと併用するとさらに高い効果を得られます。(ただし、トレチノインの反応が悪い手の甲や下半身などの部位では思うような効果が得られない場合もあります)。

トレチノインは皮膚を剥離し、皮膚の乾燥や赤みなどを引き起こします。(トレチノインへの耐性ができるため、ダウンタイムは2~3週間前後でしだいに落ち着きます)。そのため、治療部位から薬剤がはみ出さないように綿棒などで皮膚に塗布します。通常はトレチノイン塗布後にハイドロキノンを塗布します。

傷跡、手術後の色素沈着にはハイドロキノンやトレチノインよりもレーザー治療などが適している場合があります。