【画像】外傷(すり傷・切り傷・やけど)がシミ・色素沈着の原因になる?

シミ、皮膚の黒ずみ、色素沈着ができる原因の一つが外傷によるものです。主に、すり傷、切り傷、やけど、打撲(打ち身)などの影響により、そのダメージの強さや不適切な対処法によって色素沈着が残ってしまうことがあります。特にターンオーバーが低下していると色素沈着が残りやすい傾向があります。

すり傷、きり傷、ヤケドなどの外傷による色素沈着について

外傷後の色素沈着の画像 すり傷や切り傷などによっても色素沈着を起こすことがあります。特に、摩擦が加わってできた深い傷の場合は、治りにくい傾向があります。また、年齢によってターンオーバーが低下していると、わずかなすり傷、切り傷程度の外傷でもシミとして肌に残ってしまう場合があります。

傷跡をできるだけ残さないためには湿潤療法が有効

キズパワーパッドの画像 傷跡をできるだけ残さずに素早く治すには、湿潤治療(モイストヒーリング)といわれる傷口を乾かさない治療が有効です。湿潤療法とは、傷口から出てくる体液中に含まれる各種細胞増殖因子(細胞の成長・再生・修復を促す成分)の働きを利用し、人間の自然治癒力によって治す方法です。

創傷部位を乾かして瘡蓋(かさぶた)状態にするのではなく、傷口が乾かないようにパッドで閉じ込めてしまう方法で、傷跡も残りにくくより早くキレイに治ります。また、創傷部位に刺激を与えないこと、紫外線を当てないことなども重要です。

製品名では「キズパワーパッド」などが有名です。薬局・ドラッグストアなどでも販売されていますので、いつ怪我をしてもいいように常備しておくと安心です。

火傷(やけど)による色素沈着

ヤケドによっても色素沈着を起こすことがあります。ヤケドの強さや間違った対処によって色素沈着が残りやすくなります。また、紫外線による日焼けにおいてもひどくなればやけどと同じ症状が起きます。

他にも、湯たんぽや使い捨てカイロなどによる「低温やけど」によっても色素沈着も起こすケースがあります。まれなケースでは携帯電話の熱によって低温やけどを起こした例もあるようです。

やけどしたら必ずすぐに冷水で冷やす

ヤケドを起こした時は素早く冷水に15~20分つけて患部を冷やすことが最も重要です。この処置をするかしないかでその後の状態に大きな違いがあります。氷や保冷剤などで冷やすと細胞が冷えすぎてダメージを受け、さらに炎症が長引いてしまうことがあります。水道水で15分~20分ほど冷やせば十分です。

水ぶくれはつぶさない

ヤケド後の水ぶくれの画像 ヤケドによるダメージが強くなると「水ぶくれ」ができるようになります。この水ぶくれの中には傷ついた細胞を修復する成分が含まれていますので、決して潰したりしてはいけません。そして、水ぶくれができた場合は見かけよりも深い部位が損傷していることが多いため、医師に診てもらうようにしたほうが無難です。

打撲(打ち身)によるシミ

打撲による青あざ・内出血
の画像 皮膚を物に強く打ちつけると打撲(打ち身)といわれる内出血(青アザ)や腫れを起こすことがありますが、ひどい内出血を起こすほどの打撲をすることで、シミとなって残ってしまうことがあります。

打撲による色素沈着を予防するには?

腫れや内出血を伴うような打撲をした場合、すぐにその部位を心臓よりも高い位置に上げるといった処置を行うことでシミの予防となります。打撲部位を心臓より高く上げることで打撲部分の組織の水分、体液、血液を心臓へと戻し、腫れを最小限に抑制することができます。腫れや内出血を抑えることができればシミ、色素沈着の予防になるのです。

体質的に色素沈着をおこしやすい人は、例えば普段から半袖Tシャツよりも長袖シャツにしたり、スカートよりもパンツにするなどの工夫をすると、すり傷や打ち身によるダメージを予防することができます。