むだ毛処理後の毛嚢炎(毛包炎・毛膿炎)が原因のしみ・黒ずみ・色素沈着

カミソリ後の毛嚢炎の画像 毛嚢炎(毛膿炎・毛包炎)とは、毛包(毛穴内の毛を包む部分)に主にブドウ球菌が感染して引き起こされるニキビと似た皮膚病です。カミソリ、毛抜きなどによるムダ毛処理を行うことで毛包に傷がつき、そこからブドウ球菌に感染して発症するケースが多いです。

他には、免疫が低下している時や、ステロイド外用薬を使用している時なども感染しやすくなります。ムダ毛処理を日常的に行う女性は、毛包炎(毛嚢炎)に悩む人は少なくありません。

通常、多くの場合は毛包の上部だけの浅い部分のみの炎症であり、放っておいても数日たてば改善しますが、炎症が深い部分で起こったり、免疫低下によって症状が悪化すると化膿してシミ、色素沈着をまねくことがあります。毛嚢炎を予防するためには、除毛の際に毛穴に物理的なダメージを与えないようにすることがポイントになります。

毛嚢炎(毛膿炎・毛包炎)の予防・対処法・治療について

予防方法

  • カミソリや毛抜きを行う前には肌を清潔にする。
  • バランスの良い食生活をおくる。(例えば、甘いものばかり食べていると皮膚の炎症がひどくなる傾向があります)。
  • ムダ毛処理前にお湯で皮膚で温める。
  • ムダ毛処理後には冷水をかけて、皮膚のダメージをクールダウンさせる。(これをやるだけで炎症を劇的に予防できます)。
  • むだ毛処理後などの赤み、ブツブツを予防する薬を塗る。(様々な商品が市販されています)。
  • 深剃りをせず、毛の流れに沿って剃るようにする。(逆剃りは毛穴を傷つける原因になります)。
  • 毛抜きやカミソリを使用せず、電気シェーバーにする。

治療方法

症状が進行すると化膿したりして跡が残ってしまうことがあります。炎症が落ち着かない場合は皮膚科医に診てもらいましょう。細菌感染であるため、抗生物質による治療が中心です。

ムダ毛処理のポイント

カミソリ

脚のカミソリ カミソリを使った除毛は、ムダ毛処理方法として最もポピュラーな方法です。ただし、上手に使っているようでも力加減で実際には肌に細かな傷を与えていることがあります。また、深剃りや逆剃りによってムダ毛を深く剃ることができますが、毛穴を傷つけてしまい、炎症を起こしてしまうリスクが高くなります。

毛抜き

毛抜き 毛抜きによるムダ毛処理は、毛を一本ずつ確実に抜くためキレイな仕上がりになりますが、毛穴に対してダメージが強いため、出血を起こして細菌感染により毛嚢炎を引き起こすことがあります。

また、皮膚へのダメージが強いため、何度も繰り返していると毛穴周辺がメラニンで黒ずんできたり、肌へのダメージによって皮膚が厚く硬くなったりして「埋没毛」といわれる皮膚の下に毛が埋もれるような状態になることがあります。

脱毛テープ

脱毛テープの画像 脱毛テープは、除毛したい部分に粘着力のあるテープを貼って一気に剥がす方法です。この方法は一度にたくさんのムダ毛が処理できる手軽さや爽快感はありますが、必要な角質なども剥がしてしまい肌への負担がとても大きいといえます。細い毛もキレイに処理できますが、色素沈着を起こしやすい人は使用を控えたほうが良いと思います。

ワックス脱毛

脚のワックス脱毛 ワックス脱毛は、温めたワックス(ミツロウやパラフィンなどの固形油)を塗って冷えて固まったら剥がすといった除毛方法です。ミツロウやパラフィンなどの保湿成分による皮膚保護効果があるため、脱毛テープよりはダメージが少ないですが、それでも肌が弱い人はトラブルを起こすことがあります。