皮膚の乾燥が肌のくすみの原因? 古い角質が肌をくすませる?

女性が肌に悩む画像 肌がくすんで見える原因の一つに皮膚の乾燥があげられます。肌が乾燥すると、皮膚は透明感を失ってくすんだ印象を与え、キメが乱れて毛穴の開きなどもまねくことがあります。

肌のくすみと乾燥肌について

肌が乾燥すると未熟な角質が過剰に生み出される

皮膚の乾燥が進行して水分を失うとバリア機能が低下します。それを補うために角質がたくさん生成され、厚くなった角質が肌のくすみを引き起こすことがあります。角質はやや黒みがかった色をしているため、角質が厚くなると肌がくすんで見えることがあります。

肌が白くキレイに見えるのは水分量によるもの

女性看護師のアドバイス画像 透明感のあるキレイな肌を引き出すためには充分な水分量が不可欠です。皮膚が自然光、太陽光、照明などの光に当たったときに水分量が多いほど光を反射するようになり、角質層の水分量が多く、毛穴が目立たないキメの整った肌ほどキレイで美しい印象を与えることができます。

肌の水分量低下によってみずみずしさが減少すれば、くすんだ印象を与えてしまうようになりますので、洗顔後にはしっかりと保湿スキンケアを怠らないことが美肌のポイントになります。

肌の乾燥によって毛穴が目立つ

角質層に充分に水分が存在すれば、肌のキメが整って毛穴を引き締めるように働きますが、肌が乾燥してくると毛穴が目立つようになります。毛穴が広がってくると、毛穴一つ一つが影となって肌全体が暗く、くすんで見えるようになります。毛穴の開きや毛穴のたるみに悩む人のほとんどが肌が乾燥している状態が多く、インナードライといわれる皮脂量は多くても実際には水分不足に陥っているケースにおいても、水分不足によって毛穴トラブルを引き起こすことがあるようです。

ヒアルロン酸などの保湿成分が水分が栄養運搬を担う

表皮には血管がなく、血液がめぐっていませんが、その表皮に栄養や老廃物を運ぶ働きをしているのがヒアルロン酸や天然保湿因子(NMF)などの潤い保湿成分です。それらの保湿成分が減少することでターンオーバーが乱れ、メラニンを含んだ古い角質の蓄積やニキビ、肌荒れを引き起こすこともあります。

肌の乾燥対策

洗顔後はしっかり保湿

洗顔後の肌は皮脂も水分も失った不安定な状態になっています。そのため、洗顔後はしっかりと化粧水などで保湿して水分量を高め、肌を安定させる必要があります。

洗顔後に何もつけないという人がいますが、肌が乾燥すれば潤いを高めるために皮脂分泌が活発になることがわかっており、にきび、吹き出物の原因になることがあります。

化粧水のあとに美容液やクリーム

女性の写真 皮脂分泌が少なくて化粧水だけでは乾燥するという人は美容液やクリームなどで肌を保護しましょう。特にセラミド配合の化粧品が高い保湿力があります。セラミドとは細胞間脂質の主成分で角質細胞どうしをつなぎ合わせてバリア機能を高める作用や、水分の蒸発を防いで潤いを保持する作用があります。

保湿成分には様々な成分が存在しますが、その中でもセラミドは最も重要な成分の一つといわれ、セラミドが不足すればアトピー性皮膚炎のような慢性湿疹を引き起こすことがあります。セラミドは加齢によって合成力が低下するため、化粧品からセラミドを補うようにすると、美しいキメの整った美肌に導くことができるはずです。

美容液やクリームは、皮脂が多くてニキビができやすい部分には避け、乾燥するところのみ使用しましょう。

冬季には加湿器を

冬場は乾燥が強くなる時期で、肌がカサカサになりやすい時期です。また、エアコンなどの暖房によって部屋は乾燥しやすくなります。湿度が低くなると、皮膚のバリア機能が弱い人は皮膚が粉をふいたり、口元や唇が荒れたりすることもあります。そのため、肌の乾燥が気になる人は室内に加湿器を置いて部屋の湿度を高め、肌の水分量を低下させないようにしましょう。理想の湿度は60%程度が理想です。