ひじ・ひざの黒ずみの治し方とは? 肘・膝の色素沈着に適した治療法

ひじの画像 ひじ、ひざの黒ずみは、女性にとっては意外と気になるところです。いくら日焼けを避けて白い肌を維持しても、ヒジが黒ずんでいると余計に目立ってしまいます。特に薄着になる夏場に、ひじや膝の黒ずみに悩む女性は少なくありません。

肘と膝の黒ずみについて

ひじをつく癖がある

日常的に肘をつく癖がある人は、黒ずみになりやすいといえます。日本人を含む東洋人(モンゴロイド)は、比較的メラニンを作り出す能力が高いので、ヒジに圧力がかかることが多ければ、それだけ色素沈着を起こす可能性が高くなります。

デスクワークが多い人は、ヒジの部分にクッションを置くと刺激が和らぎます。

皮膚のこすりすぎ(物理的な刺激)

綺麗な脚の画像 ひじ・ひざに透明感をだしたいとして、古い角質を除去するようにゴシゴシ洗いをしているとかえって色素沈着を悪化させてしまうことがあります。ひじやひざの黒ずみを除去するコスメも販売されていたりしますが、過剰はスキンケアはかえってマイナスであることがほとんどです。

角質を落としたい場合は、週1回などの期間を決めて角質剥離作用がある酵素洗顔料やフルーツ酸配合の化粧品で優しくピーリングしてみましょう。色素沈着を起こしやすい部分ほどデリケートに扱うのが基本です。

肌の乾燥が原因?

皮膚が乾燥するほど、ひじやひざの黒ずみがひどくなります。肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れて古い角質が溜まりやすくなりますし、バリア機能が乱れて細かな炎症を起こしている可能性も考えられます。皮膚が炎症を起こすとメラニン色素が作られますので、色素沈着が悪化するようになります。

ヒジ・ひざのような乾燥しやすい部分は、美白効果のある美容液で保湿を続けると黒ずみが緩和していく可能性があります。

ビタミン不足が原因?

ビタミン不足がターンオーバーを悪化させて黒ずみを引き起こしている可能性があります。特に、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、ビタミンCの4つは皮膚の健康に深く関与しており、不足すると、皮膚炎、口内炎、口角炎、乾燥肌などを引き起こします。

まず偏食をやめてバランスの良い食生活をこころがけることが重要です。サプリメントを利用するのも一つの方法です。

運動不足によっても代謝は乱れる

ひじに古い角質が溜まって白く粉をふいているのは、新陳代謝が乱れていることが多いようです。運動することで血流が良くなって新陳代謝が高まりますし、肌の潤いもアップします。また、運動はストレスも解消できて肉体的にも精神的にもリフレッシュできて、寝つきも良くなります。

ウォーキングや軽いジョギングなどの無理のない運動を日常的に行うようにしましょう。

睡眠不足による代謝不足

睡眠不足も運動不足と同じように新陳代謝を乱す原因です。肌は寝ている時に作られるため、質の高い睡眠を得ることがポイントです。寝る前にお酒(アルコール)を大量に飲んだりすると寝つきが悪くなったり、十分に寝ているつもりでも眠りが浅くなることがあります。

日中はたくさん光を浴びて、夜は明かりを暗くして休息に向かうようにすると、メラトニンというホルモンが分泌されて寝つきが良くなります。メラトニンはメラニン色素の生成を抑制する作用をもちます。

ひじ・ひざの黒ずみ・色素沈着の治療法

レーザートーニング(スタックトーニング))

レーザートーニングのイメージ画像 レーザートーニングとは、均一に照射できるQスイッチ・ヤグレーザー(波長1064nm)を非常に弱い出力で照射することで皮膚へのダメージを抑制しながら色素性病変を緩やかに改善する治療法です。肝斑(かんぱん)という女性特有のしみ治療に対して用いられることで有名です。

従来のレーザーは「ガウシアン型」といわれるタイプで、照射時に部分的に強いダメージがおよび、それによってかえって色素沈着をまねく可能性があります。ヒジはもともとメラニン色素が多い部分であり、その部分をダメージが強いレーザーで照射すると、かえって色素沈着が悪化することがあるのです。

レーザートーニングは、「トップハット型」といわれる照射ムラのない均一な照射で、しかも弱い出力で照射するため、レーザーによるダメージがほとんどなく、皮膚の炎症を抑えながらメラニンを減らして色素沈着を改善することができます。

レーザートーニングは非常に効果が穏やかであるため、1回の治療でははっきりとした効果が実感できないことがありますが、治療回数を重ねることでしだいに効果は現れます。治療回数は5回ほどが一つの目安です。レーザートーニングでは治療後のダウンタイムがなく、レーザー照射後の瘡蓋(かさぶた)ができないのが利点の一つです。

レーザートーニングは、安全性が高いことやダウンタイムがないことなどから、導入する病院も増えています。