カフェインはシミ・色素沈着を濃くする作用がある?

コーヒーの画像 コーヒー、紅茶、ココア、緑茶、コーラなどには多くのカフェインが含まれています。そのカフェインはシミ、色素沈着を進行させる可能性があるといわれています。それらを日常的に摂取する習慣がある人で、最近シミが増えてきたと感じたらカフェインの影響によるものかもしれません。

カフェインの作用

カフェインはシミを増やす

カフェインは、一部分に集まっているメラニン色素を拡散させてシミ・色素沈着を悪化させるといわれています。カフェインを長年摂取していると、ターンオーバーの低下によって色素沈着が悪化して見えるようになってくる可能性があります。皮膚は肉眼では見えなくてもシミ・色素沈着が散在しているといわれており、そのシミを悪化させないようにカフェインの過剰摂取は控えましょう。

カフェインは交感神経を活発にする

自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経で成り立ち、主に活動が活発になる日中には交感神経が活発になり、休息に向かう夜には副交感神経が活発になります。カフェインには自律神経のうち交感神経を活発にする働きがあり、穏やかな興奮作用を示し、眠気が覚めない時や、やる気がでない時にはカフェインの興奮作用によって覚醒することができます。反対に、不眠症の人や精神的に不安定な人はカフェインによって症状が悪化する可能性があります。

医薬品を常用している人は、カフェインを避けたほうが良いといわれることがあります。また、薬によってはカフェインとの飲み合わせが悪いものもあります。医薬品はコーヒーや緑茶などではなく水で服用するのが原則です。

夜にカフェインを摂取すると質の良い睡眠が得られない

睡眠の画像 カフェインは交感神経を活発にしてカラダの活動力を高めるように作用します。そのため、休息に向かう夜に摂取すると、神経が興奮状態になって寝つきが悪化したりすることがあります。朝の目覚めのコーヒーといわれるように、活動的になる日中には交感神経を活発にして活動力を高めてくれますが、夜に摂取すると眠気を妨げるように働くため、質の良い深い睡眠を得るためには夜のカフェイン摂取は控えたほうが良いと思います。

カフェインは、脳への伝達が30分ほどで到達し、持続時間は8時間ほどあるといわれていますので、夜の10~12時に就寝する人では午後からのカフェイン摂取は控えたほうが良いでしょう。

カフェインが多く含まれる食品・飲み物

カフェインが含まれる食品には以下のようなものがあります。

コーヒー(200ml):80~120ml、ココア(200ml):75ml、緑茶(200ml):30~50mg、抹茶(200ml):50~60mg、紅茶(200ml):40mg、ウーロン茶(200ml):30~40mg、コーラ(350ml):30~40mg、チョコレート(100g):50~100mg

麦茶、杜仲茶、プーアル茶、ルイボスティー、アスパラリネアなどはカフェインは含まれません。

カフェインレスコーヒー

カフェインは避けたいけど、コーヒーはやめられないという場合は、カフェインレスコーヒーというものが市販されています。これはその名の通りカフェインのほとんどを取り除いたコーヒーで、スーパーマーケットなどで購入することができます。ただし、麦茶などのようにカフェインがゼロになったのではなく少量含まれています。

カフェインが多く含まれる緑茶や抹茶は美容に悪い?

コーヒーや紅茶だけではなく、日本人が昔から好んで飲まれてきた歴史がある緑茶・抹茶にも多くのカフェインが含まれています。そのため、緑茶もシミ・色素沈着の悪化要因と考えることもできますが、緑茶には緑茶カテキンという強力な抗酸化作用があるポリフェノールが含まれ、そのほかビタミンも多く含まれます。

ポリフェノールには多くの種類がありますが、その中でも緑茶カテキンの抗酸化パワーは高く、飲むだけではなく緑茶をお風呂に入れると美肌効果があるといわれます。日本人は昔から緑茶を飲んできた歴史があり、あまり極端な飲み方をしなければ、美容面において緑茶に含まれるカフェインについてあまり神経質になる必要はないと思います。

ただし、夜の服用は睡眠の質を悪化させるため控えるべきです。また、日本茶は飲みすぎないことと、濃くしすぎないで飲むことに気をつけましょう。