運動不足がシミ・色素沈着・肌のくすみの原因になる?

肌を触る女性の画像 運動はくすみのない透明感のある美肌づくりには不可欠なものです。というのも、適度な運動は血行を促進させて代謝機能を高め、肌の新陳代謝にも良い影響を及ぼすためです。

肌荒れが進行している人は、単に運動不足による代謝不足が要因かもしれません。

運動と美容の関係について

運動をしないと毛細血管の血流が悪くなる

全身を張り巡らす血管は、動脈のような太い血管から毛細血管のような細い血管など様々です。様々な栄養成分は血液の流れによって運ばれますが、毛細血管のような細い血管の場合は血流が悪くなると栄養が行き渡らずに滞ってしまうようになります。

毛細血管の血流悪化は、肌のくすみ、ターンオーバーの乱れなどを引き起こし、特に皮膚の薄い目元は目の下のクマとなって現れやすいです。運動は血流を改善し、全身に張り巡らす毛細血管のすみずみまで血液を届け正常な肌代謝を維持します。

血流が改善されると肌は明るく透明感がでてくるようになります。血行不良や冷え性は美肌にとって非常にマイナスなので、できるだけ運動を行う回数を増やしたいところです。

運動で筋肉を使わないとリンパ液の流れが悪化する

身体に張り巡る神経やリンパのイメージ画像 リンパ液は、全身を網の目のように張り巡らされているリンパ管の中を流れる体液の一つです。リンパ液は毛細血管から浸出した老廃物、疲労物質、細菌、異物などを回収・運搬しています。

このリンパ液は体をよく動かして筋肉を使わないとスムーズに流れなくなります。それは筋肉がポンプのような働きをしてリンパ管に圧力を与え、それによってリンパの流れが活発になるのです。

運動不足が続くとリンパの流れが悪化して老廃物や疲労物質などが蓄積され、新陳代謝が大きく低下してしまうことがあり、その結果として肌のしみ・色素沈着・くすみが悪化したりすることがあります。

運動はダイエット効果にもなる

運動をする画像 運動をするほど筋肉がついて体が引き締まってきます。特に有酸素運動は健康的にやせることができる唯一の方法で、効率良く脂肪が燃焼されますので、ダイエット効果が高いといえます。

女性の場合は男性よりも年齢を重ねると筋力の低下が著しく、若い人でも運動不足による筋力の低下によって様々な諸症状を引き起こすことがあります。

全身の筋力が低下すると血流が悪くなって冷え性になることがあります。また、内臓の筋力が低下すると、胃下垂、消化不良、横隔膜の衰えによる逆流性食道炎などを引き起こすことがあります。高齢になって筋力が衰える前に若いうちから運動をする習慣をつけるべきです。

どんな運動が理想的?

ウォーキング

ウォーキングは運動の中で最も体への負担が軽く、日常的に無理なく行うことができます。ゆっくり歩くよりも、ややスピードを上げ歩くようにし、通常よりも心拍数が上がるレベルのスピードであるきましょう。犬の散歩をスピードを上げて行うことでも充分な運動になります。

ジョギング

運動をする画像 若い時期であれば、ウォーキングよりも軽いジョギングで体に対する負荷を大きくしたほうが理想的です。

体に高い負荷がかかることで、筋力アップにもつながりますし、骨に刺激が加わってコラーゲン合成も活発になります。(骨は主にコラーゲンとカルシウムで構成されます)。無理のないスピードで心拍数があがるような運動は血行不良に効果的です。

ただし、ジョギングはウォーキングなどよりも体に対する負担が高く、膝にかかる負担は数倍にもなるといわれます。膝痛がある人、高齢者、体重がある人はジョギングは適していないかもしれません。

球技は脳の活動を高める

野球、サッカー、バレーボール、バスケットボール、テニスなどのボールを使った運動は、脳の活動を高めることができます。

球技は単に歩いたり走ったりする単純な運動ではなく、より多くの情報を処理する必要があり、脳の機能を活発にすることができます。脳の若返りという観点からいえば、ウォーキングなどよりも球技の方が適しているかもしれません。

激しい運動は禁物

息が切れてしまうほどの激しい運動は、かえって体を酷使しすぎて老化を早めてしまいます。過度の運動や労働は活性酸素をたくさん生み出しますので、それを毎日のように行っていると老化が加速してしまいます。無理なく日常的にできる運動が最も理想的です。