ふきとり化粧水→角質ケア→ニキビ予防できる?効果と注意点

ふきとり化粧水でスキンケアをする画像 ニキビ・吹き出物は、様々な要因によって角質が厚くなり、毛穴がふさがってしまうことで引き起こされます。そのため、ニキビを予防するには定期的な角質ケアが有効です。

角質ケアの方法一つに「ふき取り化粧水」を使った方法があります。ここではふき取り化粧水を使ったピーリングの効果と注意点をご紹介します。

ふきとり化粧水がニキビに効く理由は?

女性看護師の写真 ニキビは毛穴が塞がってしまうことから始まります。

毛穴にはアクネ菌という嫌気性(空気を嫌う性質)で皮脂をエサにして増殖する皮膚常在細菌が存在し、そのアクネ菌は通常は極端に増殖することはありませんが、毛穴がふさがれて酸素がなくなると皮脂をエサにして増殖し、最終的には炎症したニキビを引き起こすようになります。

そのため、毛穴が塞がらないように厚くなった角質を取り除いてターンオーバーを正常化してあげるスキンケアがニキビ予防に効果的とされます。

角質ケアには様々な方法がありますが、「ふき取り化粧水」は肌に負担をかけることなく簡単に行えるため、日常的なスキンケアの一つとして手軽に取り入れることができます。

ふき取り化粧水には角質ケア成分が含まれる

ふき取り化粧水には、角質柔軟作用がある成分が含まれています。主に、フルーツ酸(AHA)やサリチル酸(BHA)という成分が配合されることが多いです。

フルーツ酸(AHA)

フルーツ酸はアルファヒドロキシ酸(AHA)の総称で、フルーツに多く含まれる酸であることから「フルーツ酸」と呼ばれています。

フルーツ酸には角質除去効果があり、角質ケアやニキビケア化粧品に使用されることが多いです。主にグリコール酸、乳酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの成分が代表的です。

また、グリコール酸は皮膚科におけるケミカルピーリングに使用されることが多いです。

サリチル酸(BHA)

サリチル酸は、角質柔軟作用や殺菌作用がある成分です。濃度の違いによって作用に違いがあり、低い濃度では角質除去効果や殺菌効果を目的として主にニキビケア化粧品に配合され、高い濃度では皮膚科におけるケミカルピーリングに使用されます。

ふきとり化粧水の使用ポイント

お化粧前に簡単な角質ケア

化粧水パックをする女性の画像 お化粧はパウダーやリキッドなどで毛穴をふさいでしまうため、皮脂が多い人やニキビ肌にとってはお化粧自体が良いものではありません。

そこで、少しでも毛穴がふさがってしまってニキビを起こさないために、メイク前にふきとり化粧水を利用して古い角質をケアし、肌を柔軟にしてあげましょう。

そうすればお化粧による毛穴のつまりを予防してくれるはずです。ただし、角質ケアをすると紫外線に弱い状態になっていますので、紫外線を浴びないように心がけましょう。

お風呂あがりに角質ケア

女性看護師のアドバイス画像 お風呂から上がった肌は柔らかくなっていて化粧品の成分を浸透しやすい状態になっています。このときに入浴で落としきれなかった古い角質をクリアにしてあげることで、毛穴のつまりを予防できるはずです。

特に、背中や胸元にもニキビができやすい人は、その部分にもふき取り化粧水を使用しても良いと思います。

背中や胸元は顔よりも皮脂が少ないですが、角質層が厚いためターンオーバーが乱れると毛穴が塞がってニキビができやすいところです。そういった部分は積極的な角質ケアによってニキビを予防できるはずです。

ニキビができなくなったら角質ケアは中止する

ポイント 若い時期は新陳代謝が活発に行われており、肌細胞を作り出す働きも活発ですが、年齢を重ねるほどターンオーバーも低下していきます。

また、年齢を重ねるほど男性ホルモンなどの性ホルモンも減少して皮脂も少なくなっていきます。

ニキビができやすい若い時期なら積極的な角質ケアは問題ないかもしれませんが、年齢を重ねてニキビができなくなっても必死に角質ケアを行っていると、肌が疲弊してしまってかえって老化現象を進行させてしまう要因となります。

積極的な角質ケアは若い時期でニキビができやすい時にだけにしましょう。

特に顔の角質層は薄いため、長い期間にかけて角質ケアを行っているとバリア機能が低下して慢性湿疹などを引き起こす可能性があります。

なお、角質層の厚さは、顔が約10層、腕が約15層、手のひらが約40層、足の裏が約70層ほどだといわれ、身体の中でも顔の角質層は比較的薄いことで知られています。