マッサージがニキビに逆効果な理由とは?

綺麗な脚の画像 ニキビの炎症や、ニキビ跡の赤み、色素沈着を早く治したいからとしてマッサージを行う人がいます。

ところが、場合によってはマッサージがニキビの悪化の原因となることがあります。では、なぜマッサージによってニキビが悪化する可能性があるのでしょうか。

物理的な刺激でニキビが悪化する

ニキビは物理的な刺激によって悪化するようになります。

ニキビが赤く腫れるのは免疫が反応することによるものであり、それに対してマッサージなどによってさらに刺激を与えると、炎症を引き起こす物質がさらに放出されて、さらにニキビがひどくなってしまうことがあります。

マッサージを続けると、場合によっては化膿ニキビとなってひどいニキビ跡を形成してしまうこともあります。

皮膚を温める行為がにきびの炎症を悪化させる?

ポイント マッサージは血行を促す効果がありますが、ニキビがある時にマッサージによって血行を促してしまうとかえって炎症を悪化させてしまう要因になります。血行が良くなると炎症を誘発する物質が発生しやすくなります。

例えば、打撲やヤケドをしたらすぐに皮膚を冷やすと症状の悪化を抑えることができる一方で、反対に温めると症状が悪化してしまいますが、ニキビも同様に炎症部分を温めることで腫れが悪化してしまうことがあります。

ニキビのような皮膚の腫れには温めるよりも冷やすのが基本です。

ニキビが完全に治った後もマッサージはしないほうがいい?

ポイント ニキビが治った後も数週間から数ヶ月は、マッサージなどの肌に負担をかけるような行為は控えましょう。

その理由は、ニキビの腫れが引いても炎症を引き起こす物質やメラニン色素の生成を促す物質などの放出がしばらくは続いているためです。

例えば、メラニン色素の生成を促す物質には、「プロスタグランジン」「プラスミン」「エンドセリン」「メラニン刺激ホルモン(MSH)」などがありますが、それらはニキビの腫れが引いてもしばらくは皮膚内部で働き、メラノサイトを活性化させてメラニン色素を作り出します。

つまり、ニキビが治ってもシミ・色素沈着がしだいに濃くなっていたりするのです。

ニキビの腫れが治っても、皮膚内部ではまだ完全に正常な状態に戻っていないため、このときにマッサージなどによって刺激を与えたりする行為はかえってシミ・色素沈着が進行してしまう可能性があります。

そのため、マッサージはニキビが完全に治ってからでも、しばらくは控えるようにしましょう。

エステサロンのニキビ治療でもマッサージが行われる?

一部のエステサロンではニキビ肌荒れの改善を目的としてマッサージが行われることがあります。

ニキビが引き起こされるのは、身体の代謝低下が原因だとして、積極的にマッサージを行っているところもあるようです。背中などは特に念入りにマッサージが行われることが多いといいます。

ところが、マッサージなどの皮膚を温める行為や刺激を与える行為は、ニキビや色素沈着の悪化原因となることがありますので、エステサロンにおけるマッサージは、ニキビがある時は避けたほうが無難です。

ニキビが治ってもしばらくは皮膚内部では炎症が続いているということを覚えておいて下さい。

炎症ニキビには冷やした化粧水でローションパック

ローションパック ニキビができたら患部を冷やすことで腫れの悪化を抑えることができます。化粧水を冷蔵庫で冷やし、それをコットンに含んでローションパックをしてみましょう。10~30分が目安です。

また、保湿することで角質層も柔軟性が増してニキビの芯の早期排出が期待できます。単に、アイスパックなどで冷やすだけでも効果があります。ニキビを冷やすスキンケアは、腫れが大きくなっていく段階で行うのが最も効果的です。