アロエエキスがにきび肌荒れに効く? 皮膚の保湿作用と保護作用

アロエの画像 アロエエキスとは、ユリ科植物のキダチアロエやアロエベラなどの葉から抽出されるエキスです。アロエベラエキス、アロエ液汁末、アロエベラ液汁などとも呼ばれます。アロエエキスは天然植物由来の安全な成分として知られており、化粧水・美容液などの様々な化粧品に使用され、ニキビや肌荒れなどの改善も期待できます。

日本ではアロエというとキダチアロエ、アロエベラの2種類が特に有名です。

アロエベラの葉肉に含まれる成分

アロエの葉肉は200種類もの成分が含まれるといわれますが、代表的なものは以下のような成分があります。

多糖体、酵素類、アミノ酸類、各種ミネラル、各種ビタミン、有機酸類、アロイン、ホモナタロイン、アロエエモジン、アロエウルシン、アロエシン、アロミチン、サポニン、芳香性成分、シュウ酸カルシウム、植物ホルモン、バイオスチムリンなど。

上記のうち、アロインという成分には強い苦味があるため除去される場合があります。

アロエキスの特徴・性質

化粧品成分として優れた保湿効果がある

アロエキスは保湿効果に優れており、植物由来の安全性が高い保湿成分として使用されることが多いです。単独よりも他の保湿成分と組み合わせて配合することで相乗効果を得られる特徴があります。また、粘液質であるため皮膚を保護する目的でも使用されます。乾燥によるニキビ肌荒れが進行した状態に対してアロエエキスは効果を発揮します。

アロエエキスは傷治癒効果がある?

アロエエキスには創傷治癒効果があるとされます。その効能を目的として古くから利用されてきた歴史があります。

ある研究ではアロエエキスの創傷治癒効果が認められた結果が出た一方で、ある研究ではアロエエキスの創傷治癒効果がなかったという結果がでています。

アロエはヒアルロン酸と似た働きをする

キレイな肌の女性の画像 ヒアルロン酸とは、ムコ多糖の一種で、皮膚において真皮層のコラーゲンやエラスチンの隙間を満たしてハリを生み出す働きや、表皮層では保湿作用や血管が通ってない表皮の老廃物を運搬する役割などがあります。

多糖体を多く含むアロエにもヒアルロン酸と同じように保湿性や皮膚を保護する働きがあります。(アロエやヒアルロン酸のネバネバは多糖類によるものです)。アロエの多糖体はヒアルロン酸と同じように肌に馴染みやすいのもメリットの一つです。

アロエエキスは単独で用いるよりも他の成分と組み合わせて配合すると保湿作用としての相乗効果が得られますが、似たような作用をもつヒアルロン酸との相性が良い特長があります。アロエエキスとヒアルロン酸を共に配合した化粧品は多いです。

アロエは食べることでも効果がある

アロエは化粧品だけではなく食品として摂取することでも美容効果があるといわれています。アロエを摂取すると肌水分量がアップして肌のキメが整ったという研究結果も報告されています。また、胃腸の調子を整える働き、便秘解消効果、腸内善玉菌を増やす効果などもあり、これはアロエに含まれるアロインやアロエエモジンなどの効能によるものです。

ちなみに、元プロ野球選手の松井秀喜さんが現役時代にニキビに悩んでいたときにアロエを食べてニキビやニキビ跡が改善したという話しがあります。実家から送られたアロエを松井選手が食べていたそうです。