ニキビ肌荒れに効く肌断食の方法と注意点

キレイな肌 肌断食とは、肌に対するスキンケアを一時的に止めることをいいます。洗顔後に化粧水や美容液などの保湿成分・有効成分に依存することなく、肌本来の再生力を高める目的で行われます。

皮膚科医の中にも、1週間のうち1日くらいは化粧水や美容液などの化粧品を一切使用しない日をつくったほうが良いという医師もいます。

なぜ肌断食が有効なの?「化粧品の問題」

化粧品が肌の再生力を衰えさせる?

化粧品 化粧品を多用していると、化粧品に含まれる有効成分、保湿成分などによって肌が本来もつ再生力、保湿力が衰えてしまう可能性があります。

皮膚はセラミド(細胞間脂質)、皮脂、天然保湿因子(NMF)などの保湿成分によって潤いが保たれていますが、洗顔後に当たり前のように化粧品で保湿していると、セラミドなどを合成する能力が衰えてしまう可能性があることから、肌断食が有効だとされます。

界面活性剤が肌に負担をかける

乳液やクリームなどの化粧品などには乳化剤として界面活性剤が含まれますが、界面活性剤が角質層のバリア機能を乱したり、皮膚に入り込んで肌細胞を変性させたりすることがあるとされます。

また、化粧水においても油脂が含まれる場合は界面活性剤が配合されます。肌断食によって何もスキンケアをしなければ、界面活性剤による肌トラブルが起こることはありません。

積極的なスキンケアで肌トラブル

nikibi_womanhi_006 化粧水や乳液などに含まれる成分によってニキビ肌荒れを起こす可能性があります。例えば、保湿成分の中にはニキビの初期段階であるコメドを誘発してしまう成分があり、それによってニキビができてしまうことがあります。

例えば、化粧品によく配合されるグリセリンやソルビトールなどもニキビの原因菌を増やしてしまう性質があります。そこで、何もつけない肌断食によってニキビ肌荒れが治りやすくなるかもしれません。

肌断食で化粧品の悪い相性が解決

化粧品を複数使用している場合、その化粧品中成分の相性が悪くて肌トラブルを起こしてしまうことがあります。また、誰もが問題なく使用できる成分でも肌質によってはかぶれ(接触皮膚炎)やアレルギーなどを起こしてしまうこともあります。スキンケアは何もしない、または最小限にするのが適していることも多いです。

お化粧がニキビ・吹き出物の原因なる?

お化粧の画像 お化粧をすることで毛穴がつまり、ニキビができてしまうことがあります。ファンデーションには仕上がりを良くするために油脂成分が多く含まれることがありますが、その成分がニキビを誘発してしまうこともあります。

また、お化粧をすることでクレンジングが必要になり、それが肌の負担になって肌トラブルを引き起こすことがあります。肌断食によってそういった肌トラブルがなくなると考えられます。

肌断食の方法とポイント

肌断食を行う場合、一気にあらゆるスキンケアを中断するよりも、段階的にスキンケアを減らしていくほうが理想です。じょじょにスキンケアを減らすことで肌も慣れてきてトラブルは少なくなります。

洗顔

洗顔 洗顔においては、肌が脂っぽくてニキビができやすい人は、肌断食中でもきちんと石鹸を使って皮脂汚れを洗い落としましょう。肌断食中は、いつもより肌が乾燥するため、洗顔回数を少なくしてもいいかもしれません。乾燥によってニキビができやすい人は、肌の皮脂量をみながら、それまで1日2~3回洗顔していたところを1~2回に減らしたりしてみましょう。

保湿

化粧水で保湿 保湿においては、それまで化粧水と乳液やクリームなどを使用していたところを、シンプルな化粧水だけにしてみましょう。そして、1週間のうち、1~2回くらい何もつけないようにして、肌が慣れてきたら段階的に保湿スキンケアをなくしていきましょう。保湿が必要なくなったら肌断食は成功だといえます。

いずれにしても、肌質に合ったやり方で、無理なく肌断食を行いましょう。一気にスキンケアを変更すると肌トラブルを起こす可能性があります。

乾燥肌は肌断食が不向きな肌質?

女性看護師の写真 乾燥肌の場合は洗顔後にしっかりとした保湿スキンケアが必要です。乾燥肌の場合は洗顔後に保湿しなければ、乾燥性の湿疹を引き起こしてしまう可能性があります。

また、アトピー性皮膚炎においても、洗浄によって皮膚の清潔をこころがけ、その後にワセリンなどで保湿するのが基本です。乾燥肌や敏感肌、皮脂欠乏性湿疹、アトピー性皮膚炎などの肌質の場合は肌断食は適していません。しっかり保湿して下さい。