ムダ毛なんかない!大切な体毛の役割とは?

体毛 現代ではムダ毛のないツルツルした肌が理想とされ、「体毛」というとあまり良いイメージをもたれていない現状があります。ただし、体毛というのは本来人間にとって必要不可欠な存在であることは事実です。身体に存在する「毛」には様々な役割が存在し、人間の身体を保護する働きや生理機能をサポートする働きがあります。

全身の毛の数

カウンセリングの写真 身体における毛の数は、頭部には10~15万本、全身では120~150万本もの毛が生えているとされます。これは個人差がありますが、一見では体毛がまったくなくツルツルした肌のように見えても、手の平、足の裏、唇などの一部を除いてほとんどの皮膚には体毛が生えているものです。

肉眼では見えなくても、マイクロスコープなどで確認してみると、細い産毛が生えていたりします。そういった体毛は人間にとって決して「無駄な毛」ではなく、そういった体毛が保温作用や発汗作用、皮脂分泌をスムーズして人間の体温調節をコントロールしていたりします。

部位別の体毛の役割

腕毛、脚毛

基本的に全身の体毛というのは、発汗作用をスムーズにして体温調節としての役割を担ったり、毛穴内に存在する皮脂腺から分泌された皮脂を外に排出しやすくする働きがあるとされます。また、センサーとしての働きや、保温作用、衝撃や強い日差しから皮膚を保護する働きなどがあるとされます。

頭髪、毛髪

頭髪は人間の身体の中で最もボリュームがある「毛」です。毛髪のボリュームがしっかりしているほど若々しく見られ、反対に頭髪が減少すると、老けた印象を与えてしまいます。

この頭髪には、頭を保護する「クッション」としての役割があります。大切な脳をクッションとして保護し、強い衝撃を和らげる役割があります。また、頭髪は強い日差しから頭皮を保護する役割があるとされます。身体の中で最も紫外線の影響を受けるのは頭皮であり、紫外線ダメージを和らげる目的で身体の中でも髪の毛のボリュームが多いまま存在しているといえます。

眉毛

眉毛は、汗が目の中に入ってこないようにする役割があると考えられています。

まつ毛

まつ毛は目にゴミや汗が入ってこないように保護する働きがあります。また、紫外線から目を保護する役割もあるといえます。

鼻毛

鼻毛は、空気中に存在するゴミ、チリ、ホコリなどをブロックする役割があるとされます。鼻毛を処理しすぎた場合、空気中のホコリを吸い込んでしまって鼻の炎症を起こし、さらに喉の炎症を起こして風邪を引き起こすこともあります。鼻毛には重要な役割があるため処理しすぎてはいけません。

わき毛

ワキは、皮膚と皮膚がよくこすれ合う部分です。何かと擦れ合いやすいワキの保護するのがワキ毛の役割です。また、ワキは汗をかきやすい部分で、発汗することで体温調節を維持する役割がワキ毛にあるとされます。