ジュースの糖分がニキビ肌荒れの原因になる可能性

ジュース ニキビ・吹き出物は、甘い物をたくさん摂取することで悪化しやすくなるといわれています。その甘い食品の一つがジュース・清涼飲料水です。

ジュースには砂糖、果糖、ブドウ糖などの糖分がたくさん含まれ、一度に摂取しすぎると肌トラブルを起こす可能性があります。

ジュースとニキビ肌荒れの関係

糖分が免疫を低下させる

砂糖 果糖やブドウ糖などの単糖類や砂糖などの二糖類は、でんぷんなどの多糖類と比較して非常に吸収がよく、それらを一度に過剰摂取すると、血糖値が急激に上昇するようになります。

その結果、血液ドロドロ、血中カルシウム低下によるイライラ、免疫低下などをまねくことがあります。この現象は数時間続くこともあります。

免疫バランスが乱れると、ニキビや肌荒れ・湿疹が悪化してしまうことがあります。脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などの皮膚病の人は、砂糖の摂取によって症状が極端に悪化してしまうことも多いといいます。

糖質の過剰摂取で皮脂が増える?

ニキビの疑問 糖分をたくさん摂取すると皮脂が増加するといわれることがありますが、現在まで糖分の摂取と皮脂増加の関係はわかっていません。

皮脂を分泌する皮脂腺は、男性ホルモンなどの性ホルモンの影響を受けて増加しますが、砂糖などの過剰摂取が男性ホルモンを増加させる直接的な要因だとは考えられていません。

糖分過剰摂取による糖化現象

肌老化 糖化とは、たんぱく質と糖が体内で結びつき、老化を促してしまう現象です。

人間の身体の多くはたんぱく質でできていますが、たんぱく質が糖と結びついて糖化することで新陳代謝が乱れてシミ・くすみが現れたり、コラーゲンが変性してしわ・たるみなどの老化現象が進行するようになります。

甘い食べ物を摂取するほど糖化現象は進行し、それは肌老化の進行を意味します。美容・美肌のためには、甘い食べ物の過剰摂取はある程度はコントロールしたほうが理想です。

糖分の過剰摂取による腸内カンジダ症(イーストコネクション)

腸内細菌 腸内カンジダ症(イーストコネクション)とは、甘い食べ物や酵母を摂取すると腸内においてカンジダという真菌(カビ)が増殖するようになり、腸内粘膜が破壊されて様々な諸症状を引き起こすといわれる現象です。

カンジダ菌はイースト菌や酵母菌ともいわれる真菌(カビ)の一種で、通常は病原性は低いのですが、ストレスや抗生物質、食生活などの影響で腸内細菌のバランスが乱れ、カンジダが増加すると慢性的な肌荒れを引き起こすことがあるといわれています。

甘い食べ物を多く摂取して下痢をした場合、腸内にカンジダが増加している可能性があります。その場合は、甘い食べ物の摂取を減らしてみましょう。

ジュースに含まれる糖質一覧

ブドウ糖(グルコース)

ぶどう糖は単糖類の一つでグルコースとも呼ばれ、人間が生命を維持するために重要なエネルギー物質の一つです。

ぶどう等の甘さは砂糖を100とすると65~80ほどで砂糖よりは甘さは少ないため、甘さを向上させるためにブドウ糖そのものが甘味料として使用されることは基本的にありません。

ブドウ糖は主に果物、野菜などに含まれるため、果汁ジュースや野菜ジュースに含まれます。

果糖(フルクトース)

果糖は単糖類の一つでフルクトースとも呼ばれ、人間の重要なエネルギー源の一つです。果糖の甘さは砂糖を100とすると120~170ほどで、砂糖よりも強い甘さを感じます。(ただし、温度変化によって甘さが大きく変化する欠点があります)。

果糖は、主に果物やハチミツに多く含まれるため、オレンジジュースやリンゴジュースなどの果汁ジュースに含まれます。

砂糖(スクロース)

砂糖は、主成分がショ糖(スクロース)で、ショ糖は果糖とブドウ糖が結合した二糖類です。砂糖は、ノンカロリー飲料などの一部を除いて多くの清涼飲料水に使用されます。

温度変化によっても安定して甘味をもつため、コーラやソーダなどのジュースはもちろん、缶コーヒー、ホットレモンなどの温かい飲み物にも配合されます。

果糖ブドウ糖液糖

果糖ブドウ糖液糖は、ブドウ糖の一部を酵素を用いて果糖に変化させたもので、糖分のうち果糖の含有率が50%以上90%未満の糖液をいいます。

果糖ブドウ糖液糖は、砂糖よりもコストが安いことや、甘みが強い果糖を増やすことで少ない量で甘みを向上できるメリットがあります。

コーラ、三ツ矢サイダー、キリンレモンなどの多くの清涼飲料水は甘味料として果糖ブドウ糖液糖を使用していることが多いです。

ただし、果糖は温度が高くなると甘みが軽減するため、缶コーヒーなどには果糖ブドウ糖液糖は使用されないことが多いです。低温で甘味度が増すため、一般に冷やして飲むジュースに使用されます。