水分のとりすぎがニキビ肌荒れやアトピーを悪化させる原因に

水分摂取する画像 美容や健康のために水をたくさん飲む人が増えています。人のカラダは60%以上は水分でできており、汗や尿から失った水分摂取することは大切なことです。

体から水分が不足すれば新陳代謝にも悪影響を及ぼし、美容にとってもよくありません。ところが、水分摂取が良いからといって摂り過ぎるとかえって内蔵に負担をかけたり、肌代謝を悪くしてニキビ肌荒れが治りにくくなる可能性があります。

水の飲みすぎは腎臓に負担がかかる

胃腸のイラスト 水分を摂取すると、ほとんどが小腸と大腸から吸収され血管に流れ込みます。そして大量の血液を腎臓に流して老廃物や不要物を取り出したものがおしっことなり、尿となって排出されます。

この時、過剰に水分を摂取していると、その分だけ腎臓にも負担がかかることになります。腎臓には常に大量の血液が流れ込んでいるので、多量に水分が流れこんでくると内臓への負担が大きくなるのです。

腎臓の機能が悪化するとむくみを起こすようになります。むくみを引き起こすと当然肌の調子も悪くなります。美容に良いと思っていた水分摂取がかえって悪影響になることもあるのです。

むくみが肌のシミやくすみをまねく

リンパ 水分の過剰摂取は肌のむくみをまねくこともあります。肌がむくみやすい人は、肌がくすんだり、シミができやすいといえます。

肌がむくみやすい人はリンパの流れが悪化している可能性もあります。リンパは全身の張りめぐらされる身体の異物や老廃物を処理する器官です。

リンパの流れが悪くなると、老廃物の処理が滞って新陳代謝が悪化し、肌のターンオーバーも低下してしまいます。肌の生まれ変わりが滞ってしまうと、シミやくすみが濃くなったり、ニキビ跡が治りにくくなる可能性があります。

水分の摂りすぎで消化力が弱くなる

女性看護師の写真 水分を過剰摂取すると胃酸や胃液が少なくなって、消化力が弱まってしまいます。消化力が弱くなると、栄養素の吸収が悪化したり、下痢を引き起こしたりします。

消化不良を起こすと、ニキビ肌荒れが治りにくくなることがあります。特に肌が弱い人やアトピー性皮膚炎などの人においては、消化器系のトラブルが湿疹などとして現れやすい傾向があるので、消化力を悪くするような行為は控えなければいけません。

水分摂取のポイント

一日の水分摂取の目安は1.2~2.0リットル

水分摂取する画像 一日の水分摂取の目安は1.2~2.0リットルが理想だといわれています。体重や年齢などによって適した水分摂取量には違いがありますが、冬場では1.2リットルくらいが目安で、汗をかく夏場は1.5~2.0リットルが目安です。

肉体労働者やスポーツをやってる人などは2.0リットル以上の水分摂取が必要になることがあります。

理想は冷たくないものを間隔をあけて飲む

水分摂取する画像 水分摂取の際は、冷たいと感じない程度の温度(できれば体温程度の温度)の水分摂取が理想です。冷たい水を一気に飲むと胃の血流が減少して胃が収縮し、胃腸に負担が大きくなります。

食事中に冷たいものを飲むと胃が収縮して消化不良を起こすことがあります。また、胃腸が弱い人は冷たい水の影響で胃炎を起こすこともあります。ピロリ菌保有者では胃潰瘍の原因になることもまれにあります。

カフェインレスのお茶は美容効果が高い

女性の画像 水分摂取は、ミネラルウォーターでも十分美容に良いと思いますが、お茶を飲むことでも美容効果を得られます。

特に「麦茶」「ハトムギ茶」「ルイボスティー茶」などは美容に良いとされ、それらはノンカフェインであるため気軽に飲み続けることができます。

特に麦茶には血液サラサラ効果があり、美肌に良いとされています。麦茶に含まれる香ばしい匂い成分「アルキルピラジン」が血液をサラサラにする効果があり、血行を促して肌のくすみを解消してくれます。ニキビ跡の改善効果も期待できます。