メガネ跡の黒ずみ・色素沈着の治す方法は? 予防法と治療方法

メガネ跡の色素沈着(シミ)の画像 長年メガネをかけていると、鼻の両側にメガネ跡がついてしまうことがあります。これは、メガネをかけている期間が長い人や、色素沈着を起こしやすい人ほど現れやすい現象といえます。

メガネ跡の状態

メガネ跡は皮膚への圧力が原因

鼻の付け根の両側がメガネのパッドによって色素沈着を起こすのがメガネ跡です。慢性的なパッドの刺激・圧力によってメラニン色素が定着してしまう状態です。年齢によって肌の新陳代謝が低下したり、血行が悪い人ほどメガネの跡ができやすくなります。

メガネ跡はメラニンが真皮に入り込んでいる

皮膚が慢性的に圧力を受け続けると、メラニン色素が真皮層に入り込んでしまうことがあります。メガネ跡も、長年の圧力によってメラニン色素が真皮層に入り込んでいる可能性があります。この場合は、改善するには数年の時間がかかることがあり、メガネの使用を中止する必要があります。

冷え症の人ほどメガネの跡が残りやすい?

血行が悪くなると色素沈着を起こしやすくなります。そのため、冷え症の人ではメガネの跡が付きやすいようです。また、老化によって毛細血管が細くなってくることでもメガネ跡が発生しやすくなります。

メガネ跡を予防するには?

メガネを調整する

メガネ跡が付きやすいのは、メガネパッドの角度が合っていないことが多いです。皮膚とパッドができるだけ平衡に接している状態が理想です。よくわからない場合は、メガネ屋さんに行って調節してもらいましょう。

軽いメガネにする

メガネの重量が重いほど皮膚に対しての負担がかかり、それだけメガネの跡もできやすくなります。そこで、メガネを軽量のものに変えるだけで劇的にメガネ跡を抑えることができます。近年のメガネは軽いものではレンズを含めて10g前後のものがあります。

メガネの重量が30gを超えると、重さを感じるようになり、反対に15g以下になると軽さを感じます。レンズが小さくてふちなしフレームにするとかなりメガネの重さを抑えることができます。

メガネパッドをシリコン製に変えてもらう

メガネのシリコンパッドの画像 眼鏡が鼻とあたる部分のパッドをシリコン製に変えてもらうことで皮膚への刺激を抑えることができます。シリコン製は柔らかいため、皮膚に対して負担が少ないのです。メガネ屋さんに行けば1000円ほどでシリコンパッドに変えてくれるはずです。

コンタクトレンズに変える

メガネ跡が気になるならコンタクトレンズにしてみるのも一つの方法です。ただし、コンタクトレンズの長年の使用は眼球に負担をかけることが多くなります。そのことからコンタクトレンズを避ける人も少なくないようです。

レーシックは有効?

レーシック治療の画像 メガネ跡が気になる場合は、レーシックによる視力回復治療を受けるのもひとつの方法です。レーシックとは、角膜屈折矯正手術の一つで、目の角膜にレーザーを照射して角膜の曲率を整えることによって視力を回復させる方法です。例えば、それまで0.1ほどの視力が1.0~1.5にまでアップしたりします。

ただし、レーシックというのは、治療時に角膜にダメージが及ぶため、それによる副作用によって視界がにごったりすることがあります。近年では、レーシックの効果よりも危険性のほうが問題視されるようになってきています。

メガネの跡の改善方法とは?

ハイドロキノンである程度は

ハイドロキノンの画像メガネ跡を改善できる ハイドロキノンとは、メラニン色素を強力に抑制する美白剤です。即効性があることから、「肌の漂白剤」といわれています。ハイドロキノンには以下のような美白作用があります。

  • メラニン色素を合成するチロシナーゼ酸化酵素の阻害作用。
  • すでにできてしまったシミ・色素沈着を薄く淡色化する還元作用。
  • メラニン色素を作り出すメラノサイトの活動抑制作用。

ハイドロキノンは皮膚の色素を薄くしていく作用があるため、この美白剤によってメガネ跡がある程度は薄くなっていくことが期待できます。実際にハイドロキノンによってメガネ跡が改善した人は多くいるようです。黒ずんだ皮膚の部分よりもやや広い範囲に塗布するのがポイントです。

ハイドロキノンには高い美白効果がある反面、酸化して劣化しやすい性質をもちます。還元力がある一方で酸化力が強いのです。劣化したハイドロキノンは、皮膚への刺激になってかぶれ、アレルギーを引き起こす可能性があります。そのため、できるだけ新鮮なものを早期に使用することが重要です。ハイドロキノンは店頭や通信販売のほかに一部の皮膚科でも処方してもらうことができます。