皮膚の科学
カビに効く抗真菌薬は耐性菌の問題はない?例外もあるので注意が必要
カビ(真菌)が原因となる皮膚病はなかなか治りにくいことで知られています。 通常は塗り薬で治療するのですが、やはりカビの性質的な問題により、治療が長期に及んだり、い...
ラメラ構造が肌の水分量を維持する仕組み。重要なセラミドを増やす方法まとめ
潤いのある美しい肌は、角質層においては必ず油分と水分がバランス良く保たれています。 その油分と水分を保持し、角質層の保湿機能とバリア機能を高める状態が「ラメラ構造...
皮膚の表皮・真皮・角質層の厚さは何ミリ?各部位の厚みと層数まとめ
皮膚は人間の身体のすべての表面をおおっている大事な存在です。 「最も大きな臓器」といわれることがあるくらい大切な存在で、皮膚が身体を保護しなければ細菌やカビ、ウイ...
ニキビ跡の真性ケロイドと肥厚性瘢痕、成熟瘢痕の違い。治療法も違う理由
ニキビの悪化によって化膿したりすると皮膚の損傷が激しいものになり、赤みや炎症性色素沈着などのニキビ跡が濃く現れるようになります。 そして、皮膚が陥没してクレーター状の...
ニキビ跡色素沈着が治らないのはメラニンが真皮に入り込むのが原因
ニキビや外傷、極端な日焼けなどの肌トラブルを起こしてしまうと、通常はモヤモヤとした色素沈着を起こしてしまいます。 その色素沈着は一般に表皮のターンオーバーと共に薄...
大人になるとニキビが減少する理由。年齢と吹き出物の関係
ニキビは主に思春期から20代前半に発生しやすく、その時期を過ぎるとしだいにニキビはできなくなっていきます。 では、なぜ大人になるとニキビができなくなっていくのでし...
ニキビ以外でもデコボコ肌になる!毛穴開きやケロイドも原因
顔の頬や額に凹みや盛り上がりが多数あると、肌が荒れた印象を与えてしまいます。 一般に皮膚の凹みや盛り上がりは、ニキビによって発生しやすいとされますが、他にも過剰な...
ニキビ跡を悪化させるプラスミンやプロスタグランジンの働き
にきびは塞がった毛穴の内部でアクネ菌が増加することで発生します。(化膿したニキビはアクネ菌だけではなく黄色ブドウ球菌も影響していることがあります)。 増加したアク...
キメが整った肌とはどんな状態?写真で解説
写真のような肌がキレイな状態を、「キメが整っている」、「キメが細かい肌」などと表現することがあります。 このキメが細かく整った肌というのは、どういう状態をいうので...
ニキビの芯(角栓)の臭いの原因成分は何?
ニキビの芯の正体は、毛穴内部で古い角質と皮脂が混ざって固まったもので、「角栓」や「コメド」などとも呼ばれます。 このニキビの芯が毛穴に詰まることでニキビが強い炎症を起...
洗顔料や化粧水は肌と同じ弱酸性が理想的?
通常、肌は弱酸性に保たれています。肌が弱酸性に維持されることで雑菌の繁殖を抑えることができます。 その理由から、近年は「弱酸性」と表記された洗顔料や化粧水、ファン...
皮脂の作られ方「皮脂の合成と分泌」の仕組み
どんな人においても皮膚に存在する皮脂。その皮脂は肌において水分蒸発を防ぐ働きや、肌を滑らかに保護する働きがあります。 その皮脂はどのように作られ、そしてどういった...
日本人と欧米人(白人種)の皮脂量や皮膚の厚さ、メラニン量の違い
米国のある化粧品メーカーが日本人の皮脂量を調査した結果、日本人は外国人(白人系の欧米人)に比べて皮脂量が約20%ほど多いことが明らかになったそうです。 日本人は欧...
気温や湿度、季節の違いによる皮脂量の変化の画像グラフ
一般に皮脂の量が多くなるほどニキビができやすくなります。 また、毛穴が目立つようになる原因の一つも皮脂の増加によるもの。 これは、皮脂中の遊離脂肪酸...