【画像】ニキビを潰す方法。ニキビの芯を出す器具と潰していいニキビ写真一覧

ニキビの芯の画像 ニキビは刺激を与えるほど悪化して腫れが大きくなり、ニキビ跡も強く残ってしまうようになります。そのため、一般にニキビは潰したりせずに、塗り薬や飲み薬などで地道に治していくのが理想だといわれます。

ところが、ニキビの種類や適切なタイミングで潰してニキビの芯(角栓)を出してあげることで通常よりも早く治り、跡の悪化も予防できることがあります。

今回は、潰してよいニキビの種類と、跡が残りにくいニキビの潰し方と芯出し方法を画像付きでご紹介します。

ニキビの芯とは?

ニキビの芯を出す画像 ニキビの芯の正体は、毛穴に溜まった角質と皮脂が混ざって固まったものです。角栓(かくせん)やコメドなどとも呼ばれ、画像のようにゴマのような形をしています。

ニキビの芯は単に毛穴に溜まっただけでは炎症は起きませんが、大きくなって毛穴が完全にふさがってしまうと、炎症したニキビへと発展する可能性があります。

ちなみに、ニキビの芯はとても臭い匂いを放ちますが、その臭いの成分は微生物の活動によって発生する酪酸やイソ吉草酸などの低級脂肪酸(短鎖脂肪酸)が原因です。(酪酸は主にバターやチーズ、銀杏の臭い、イソ吉草酸は主に足裏の臭いの原因となる成分です)。

どうしてニキビの芯を早く出した方がいいの?

女性看護師の写真 ニキビはふさがれた毛穴内部でアクネ菌などの細菌が増加し、その異常を察知して免疫反応を起こすことで赤く炎症を起こすようになります。

通常はアクネ菌が増加しても、人間の免疫能力によって殺菌され、すぐに炎症を抑えることができますが、ニキビの芯が毛穴に残っていると、それ自体が異物となって免疫反応が続いてしまいます。理由はニキビの芯自体にアクネ菌が生息しているためです。

そのため、ニキビの芯をより早く出してあげることで炎症も早期に治まり、ニキビ跡も最小限に抑えることができます。

芯出しは、すべてのニキビに適応するのではありませんが、理想的な種類とタイミングで行えば、効果的な治療であることには間違いありません。

ニキビをつぶすとクレーターになる?

こめかみのニキビ跡クレーターの画像 よく「ニキビを潰すと皮膚がデコボコになる」といわれることがありますが、実際には潰すことよりも炎症が悪化したり長引くことが原因でクレーター状に凹んでしまいます。

ニキビ跡クレーターの発生原因は、ニキビの炎症によって様々な生理活性物質が発生することや、白血球がアクネ菌を攻撃するために強力な活性酸素を発生させることで皮膚が強く損傷し、萎縮して瘢痕化してしまうことが原因です。

ニキビ跡がクレーターになりやすいのは、炎症度合い(免疫反応が強いこと)や皮膚が厚くて硬い肌質の人が発生しやすいです。

また、皮膚が厚い部分ほどクレーターが目立ちやすくなります。例えば、頬(ほほ)などは皮膚の真皮層が厚いため、ニキビの炎症によって真皮層のコラーゲンが萎縮して瘢痕化してしまうと、凹みが目立ちやすい特徴があります。

ニキビの炎症が悪化したり、長引いたりするほど皮膚が瘢痕化してクレーターになってしまうため、早めに潰して芯を出したほうが良いケースがあるのです。

芯出し治療を行っている皮膚科も多い

病院の写真 病院(皮膚科)などにおいてもニキビの芯出し治療を行っているところがあります。病院で治療を受ける場合は保険適応となります。背中ニキビなどは自分での芯出しが難しいため、医師に行ってもらうのも良いかもしれません。

皮膚科では適切なタイミングのニキビを医療器具で潰して押し出したりします。まれにレーザーを使った芯出し治療を行っている病院もあります。

ただし、皮膚科医によってはニキビを潰す行為に消極的な人もいます。ニキビの芯が上手に出てこない場合もあり、炎症を悪化させてしまうこともあるためです。

芯出し治療を行っている病院は全体的には少ないため、治療を受けたい場合は皮膚科に問い合わせてみましょう。

つぶすと良いニキビの画像一覧

以下は潰して良いニキビの種類と、潰してはいけないニキビの種類の画像一覧です。

潰してもいいのは白ニキビ

潰してもいいニキビの画像 潰して芯を出すのに適しているニキビの状態は、写真のようなやや炎症が強い白ニキビという状態です。白にきびは表面が膿で白っぽくなっている状態で、潰して押し出すとわりと簡単に芯が出てきます。

潰す必要のない白ニキビ

潰さなくてもいいニキビの画像 画像のように、白ニキビでも小さくて腫れが大きくなりそうにないものは積極的に潰す必要はないかもしれません。

小さい白ニキビは炎症も軽度であるため放っておいてもすぐ治りますし、また、潰して下手に押し出そうとすると、その刺激によってかえってニキビ跡の赤みや色素沈着がひどくなってしまうことも考えられます。

毛嚢炎は潰してはいけない

毛嚢炎の画像 ニキビと似た症状に毛嚢炎という皮膚感染症があります。毛嚢炎は黄色ブドウ球菌による感染によって発生し、特にカミソリを使ったムダ毛処理などで皮膚が傷つくことが原因で発生することが多いです。

その毛嚢炎は、中央に膿が現れて白ニキビのような状態になることがありますが、ニキビとは違うため潰して押し出してもニキビの芯は出てきません。毛嚢炎は無理に扱わずに抗生物質の塗り薬で治していくのが基本です。

黒ニキビも芯出し可能

黒ニキビの画像 画像のように毛穴がふさがっていないまま角栓が詰まっている状態を黒ニキビといいますが、その黒ニキビに対しても芯出しを行うことができます。

ただし、黒ニキビは特に炎症を起こしておらず、自然にとれる可能性もあるため、押し出す必要はないかもしれません。また、黒ニキビは上手に芯が取れないことも多いです。

この黒ニキビの芯出しを何度も繰り返し行うと、皮膚が傷ついたり、色素沈着が目だってくることがあるので注意して下さい。

赤ニキビを潰してはいけない

潰してはいけないニキビの画像 絶対に潰してはいけないのが画像のような赤ニキビや化膿ニキビといわれる炎症性が強いニキビです。表面が白っぽくなっていない状態のニキビを潰して押し出そうとしても、うまく芯を出すのは難しいです。また、こもったニキビも芯出しに失敗しやすいです。

ニキビの芯出しが中途半端になると、単に刺激を与えただけとなり、ニキビの腫れが悪化して化膿してしまうことがあります。場合によっては、硬結や膿腫というしこりのような状態になってしまうこともあり、赤みや色素沈着といったニキビ跡もひどくなります。

必要な道具

できるだけニキビ跡が残りにくいように芯出しを行うには、針、コメドプッシャー、消毒薬の3つの器具が必要です。

道具1針(まち針など)

ニキビを潰す道具、針とコメドプッシャーの画像 針はニキビを潰すための器具です。にきびの芯の出口がないとより強い力で押し出す必要があることや、芯が出てこないこともあるため、潰して排出口を確保するために針を使います。

針は、待ち針や縫い針、安全ピンなどで大丈夫です。錆びていないキレイな針を使用しましょう。また、ニキビの先端だけを潰せそうなピンセットでもOKです。

道具2コメドプッシャー

コメドプッシャーでニキビ芯出しの画像 コメドプッシャーはニキビを潰して穴を開けた後に、押し出してニキビの芯を出すために必要な専用の器具です。面皰圧出器(めんぽうあっしゅつき)ともいわれます。

コメドプッシャーによって最小限の刺激によってニキビの芯を出すことができるようになります。 ニキビ体質の人は一つ持っておくと良いと思います。
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道具3消毒薬

アクネスニキビ治療薬 消毒薬は、ニキビを潰す前や芯出しを行った後の消毒のために必要なアイテムです。マキロンやニキビ治療薬が効果的です。それがない場合は一般的な化粧水などでもOKです。(化粧水には肌を清潔にする働きがあります)。

自分で白ニキビの芯出しを行う方法

自分で芯出しを行う場合、以下のような手順で行います。

1:洗顔顔を洗って清潔にする

洗顔 ニキビの芯出しの前に、顔を洗って肌を清潔にします。白ニキビは潰れやすいので優しく洗って下さい。その後は化粧水で保湿して肌を整えます。また、使用する針やコメドプッシャーなどの器具も洗ってキレイにしておいて下さい。

2:潰す針で白ニキビの表面を潰して穴をあける

針で白ニキビを潰す画像 針を使って白ニキビの中心を少しだけ潰して穴を開けます。これは、ニキビの芯や膿がでやすい状態にするためであり、傷は少しの穴で十分です。

そして、ニキビに対して垂直に刺して穴をあけるのが基本です。決して針で引っ掻くように潰してはいけません。

ニキビの芯がこもった感じがある場合は、深く刺す必要があると思います。針を刺すことで出血することもありますが、あまり心配する必要はありません。

皮膚科ではレーザーで穴をあけることも

炭酸ガスレーザーでニキビを潰す画像 ニキビの芯出し治療を行っている皮膚科においても、多くは針を使ってニキビを潰しますが、一部の皮膚科では炭酸ガスレーザーやエルビウムヤグレーザーを使ってニキビに穴をあける方法も用いられています。

それらのレーザーは水に吸収されやすい性質があり、肌に含まれる水分に吸収されて皮膚を削ることができます。皮膚を削って穴をあけて芯の出口を確保するのです。

レーザーが有効なのは、こもったニキビの芯を出す場合です。一般的な白ニキビであれば針でわずかに穴をあけるだけで十分です。レーザーで穴をあけるとニキビ跡が凹んだりする可能性が高くなる欠点があります。

3:芯出し穴をあけたらコメドプッシャーで押し出す

コメドプッシャーでニキビの芯を押し出す画像 白ニキビの先端を潰した後は、中心にコメドプッシャーを当てて、圧力をかけてニキビの芯や膿を押し出します。力を入れるときにコメドプッシャーが横にずれたりしないように、皮膚に対して垂直に圧力をかけましょう。

ニキビに刺激を与えるため痛みを伴うことがありますが、ニキビ跡が残らないような強さで行って下さい。

芯出しに適したタイミングの白ニキビの場合は、軽く押し出すだけでニキビの芯がでてくるはずです。そして、芯が出てこない場合は諦めることも大切です。

指で押し出すのは厳禁

ニキビを潰す画像 手でニキビをつまんで芯や膿を出そうとしてはいけません。その方法ではしっかりとニキビの芯を出すことが難しいためです。

手で押し出そうとすると、芯出しが中途半端になってかえってニキビを悪化させてしまう可能性が高いです。原則としてニキビはコメドプッシャーで押し出して下さい。

4:消毒白にきび圧出後は塗り薬をつける

ニキビを潰した後の出血した画像 ニキビを潰すと、血と体液が出てきますが、その体液には傷ついた細胞や組織を修復させる働きがあるため、こまめにふき取る必要はありません。そのまま放っておきましょう。

そして、潰した後は一回だけマキロンなどの消毒液やニキビ治療薬などで消毒・殺菌します。消毒液がない場合は一般的な化粧水をコットやティッシュに含んでふき取るだけでも除菌効果があります。

そもそも皮膚には白血球による殺菌能力が備わっているため、ニキビの芯がしっかり取れていれば消毒の必要はないです。

強い消毒薬を何度も使うことで肌細胞が破壊され、治りが悪化することもあるため、ニキビを潰した後は何度も殺菌薬を塗ったりしないようにしましょう。

出血後は絆創膏は貼ったほうがいい?

キズパワーパッドの画像 ニキビを潰した後の出血に対してキズパワーパッドなどで湿潤療法を行ったほうがキレイに治る可能性もありますが、シールを剥がす時に刺激になったりするため、扱わないほうが無難です。

また、ニキビ菌(アクネ菌)は酸素がない環境で増加する性質をもつため、皮脂が多くてニキビができやすい人は、毛穴を密閉するような行為はしないほうが良いと思います。

5:消炎皮膚を冷やす

皮膚を冷やす画像 ニキビを潰すと、その刺激によって一時的にニキビが腫れるようになります。その刺激によって様々な生理活性物質や伝達物質が発生しますが、それらの物質は赤みや色素沈着(モヤモヤしたシミ)といったニキビ跡を悪化させてしまう働きがあります。

そういったニキビ跡を悪化させる物質の発生を抑えるには、皮膚を冷やすのが効果的です。アイスパックやビニール袋に入れた氷水などで患部を冷やすことで、ニキビの腫れや赤みを素早く抑え、ニキビ跡の悪化を予防できます。冷やす時間は5分くらいが目安です。

なお、ニキビを潰した後の赤みは2週間~1か月くらい、一方、ニキビ跡のシミは若い時期であれば1~3か月間くらいで消えると思います。

6:保護紫外線対策をして下さい

真皮に入り込んだシミの画像 ニキビの芯を出した翌日には患部がカサブタになっていると思いますが、そのかさぶたは絶対に無理やり剥がしたりしないで下さい。跡が残ってしまうためです。自然に剥がれるのを待ちましょう。

そして、ニキビを潰して治った後でも、しばらくは炎症物質が残っていてメラニン色素が作られていたりします。また、炎症によって皮膚の構造が崩れていることも問題となります。

ニキビの炎症によって表皮と真皮の中間に存在する基底膜という部分の構造が崩れると、表皮で作れたメラニン色素が真皮層に入り込みやすくなります。

その状態からさらに紫外線を浴びて日焼けしてしまうと、真皮層にメラニンが大量に落ち込んで色素沈着が定着し、とても治りにくくなります。

そのため、ニキビの炎症がある時やニキビを潰した後、治った後でも、紫外線を浴びないようにして下さい。

なお、ニキビ跡の炎症後色素沈着は、ビタミンC誘導体が非常に効果があります。
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ニキビの芯を予防するには洗顔が大事

黒ニキビ(角栓)の発生の仕組み そもそも、なぜニキビの芯が発生するのでしょうか。それは主に皮脂の増加が原因となります。

皮脂が増加することで、皮膚に生息する微生物が皮脂を分解して遊離脂肪酸という物質を作り出します。

その遊離脂肪酸は、肌を弱酸性に導く働きがあり、病原性の強い黄色ブドウ球菌などの増加を防ぐ働きをしていますが、一方で遊離脂肪酸は皮膚に対して刺激性があり、毛穴壁を刺激することで毛穴に角質が溜まるようになります。

その毛穴に溜まった角質と皮脂が混ざった塊がニキビの芯(角栓)というわけです。つまり、皮脂による刺激でニキビの芯が作られるようになるため、皮脂をコントロールしたり、洗顔によって皮脂を取り除くスキンケアが必要になります。

ニキビの芯を予防するには、ストレスを溜めない、油っこい食事を控える、睡眠をしっかりとるなどの生活習慣をこころがけ、洗顔においては1日2~3回くらいは行って皮脂をしっかり落とすスキンケアが重要です。