打撲・打ち身による内出血後の色素沈着の治し方とは? 原因と治療方法

内出血を起こすような強い打撲をすると、腫れが引いた後に色素沈着が残ってしまうことがあります。これを予防するにはいくつかの方法があります。

打撲・打ち身と色素沈着について

打撲によってシミができる仕組み

打撲による青あざ・内出血の画像 皮膚を何かに強く打ち付けると、皮膚が強く腫れることで防御反応としてメラニン色素が作られます。そして、腫れや内出血が引いたらメラニン色素だけが残って茶色いアザのように残ってしまいます。

肌質ではメラニン色素が多い人ほど色素沈着が濃くなる傾向があります。人種では、日本人を含む東洋人はメラニンを作り出す能力が高いため、色素沈着がひどくなる傾向があります。

打撲後の色素沈着は治る?

打ち身をした後の色素沈着は時間の経過と共に治っていきます。強い打撲の場合は、数年以上の長い時間がかかるかもしれません。また、外傷をともなったような打撲も月日の経過とともに薄くなっていきますが、色素沈着が残った場合はレーザー治療などを用いないと改善しにくいかもしれません。

打撲後の色素沈着を予防するには?

患部を冷やす

打撲後にはすぐに皮膚を冷やすことが腫れを抑制するために非常に重要なポイントになります。打撲は皮膚が腫れてやや熱をもった状態であり、腫れをしずめるためにとにかく冷やすことが先決です。冷水で冷やしたり、ビニール袋に入れた氷水などで10~15分ほど冷やしましょう。打撲後にいかに素早くこの処置ができるかどうかで、治り方が大きく異なります。

アイスパックなどで直接皮膚を冷やすとかえって皮膚が冷えすぎて症状の回復を遅らせてしまうことがあります。皮膚の腫れには冷水やタオルの上からビニール袋に入れた氷水などで冷やすと効果的です。冷やしすぎないことも重要です。

心臓よりも高いところに上げる

打撲を起こした後は、患部を心臓よりも高い位置に上げることが腫れを抑えるためには重要です。例えば、脚に打撲ができたらビニール袋に入れた氷水などで冷やしながら寝そべって、脚を上げたままの状態を維持しましょう。目安として30分ほどが理想です。

患部を冷やすことと同時にこの処置をするだけで腫れを抑制し、治った後の色素沈着を抑制することができます。

冷湿布で腫れを抑える

患部を冷やした後は冷湿布で腫れを抑制しましょう。また、温湿布ではなく必ず冷湿布を使用しましょう。打撲した皮膚に温める行為は禁物です。

その日はお風呂には入らない

打撲後に皮膚を温める行為は腫れをひどくします。打ち身がひどい場合は、その日の入浴を避けましょう。また、その後の入浴も打撲を起こした後から3日ほどは患部を温めないように工夫しましょう。

マッサージしたりしない

打撲後の内出血を早く治したいとして、さすってマッサージをする人がいます。血行が良くなると内出血が良くなるだろうと認識しているようですが、内出血が起こっているような打撲をしている場合、患部が熱をもっていますので、それを冷やさなければいけません。温めるような処置ではかえって症状を悪化させてしまいます。