ビーグレンとは、主にニキビ、毛穴、シミ、しわなどの様々な肌の悩み対応した商品を販売するアメリカの化粧品メーカーです。日本ではニキビケアコスメとして有名で、主にネットでよく紹介されています。
ビーグレンは、ニキビケア化粧品の「プロアクティブ」のような知名度はありませんが、ネット通販購入してビーグレンを使用した経験がある人は多く、その後もリピート買いして継続的に使用している人も多いといいます。
ビーグレンのニキビケアシリーズは「洗顔」「化粧水」「美容液」の3ステップで構成されています。
Step1:洗うクレイウォッシュ(洗顔料)
天然クレイ(モンモリロナイト)を配合し、毛穴の内部の皮脂汚れ・角栓や古い角質を穏やかに取り除きます。さっぱりとした洗い上がりでニキビを予防し、キメが整った透明感のある肌へと導きます。
有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムの抗炎症作用によって、ニキビの炎症をしずめ、保湿化粧水に配合されるような保湿成分を豊富に配合して、洗った後の乾燥やツッパリ感を軽減しています。
クレイウォッシュは一般的な洗顔料とは違ってほとんど泡立たず、洗顔料を塗ってマッサージするというイメージが近いと思います。天然クレイが皮脂を吸着することで、肌に馴染ませるだけで皮脂汚れが落とせます。
クレイウォッシュの全成分
精製水、グリチルリチン酸ジカリウム(消炎・抗炎症成分)、尿素(保湿成分)、ベントナイト(天然クレイ)、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム(洗浄成分)、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液(洗浄成分)、1,3-ブチレングリコール(保湿成分)、ソルビット液(保湿成分)、イソノナン酸2-エチルヘキシル(エモリエント成分)、スクワラン(エモリエント成分)、フェノキシエタノール(抗菌・品質安定成分)、グリセリン脂肪酸エステル(洗浄成分)、ヒアルロン酸ナトリウム液(保湿成分)、アロエエキス(保湿成分)、カッコンエキス(保湿、皮膚細胞活性化作用)、クロレラエキス(保湿、肌細胞活性化作用)、カモミラエキス(保湿・消炎成分)。
クレイウォッシュの使い方
クレイウォッシュの効果「評判と口コミ」(2ch、@コスメより)
- 泡立たないから肌をこすってしまう。
- 最初は違和感と不安感があったが、使ってみるとスベスベになる。
- 使い始めはよくわからなかったが、にきびができなくなった気がする。
- にきびには効かなかったけど、毛穴が目立たなくなった。
- 逆に顔中にニキビが増えてしまった。やっぱりしっかり泡立つ洗顔料が良い。
- トライアルセットを使い終わる頃には肌がザラザラした。使い続けると良くなるという意見が多いけど短期間では効果が実感できなかった。
Step2:保湿クレイローション(化粧水)
クレイローションは、有効成分グリチルリチン酸ジカリウムの抗炎症作用を中心に、オウゴンエキスやカミツレエキスなどの6種類の天然由来の植物成分が、肌の炎症を抑え、ニキビ跡の悪化を予防します。
そして、天然クレイ(モンモリロナイト)が肌表面に膜を作って外部からの刺激や乾燥から肌を守り、ニキビの悪化を抑えます。
このローションはとてもさっぱりしていて保湿力はやや少ないように感じます。乾燥肌の人には、これだけでは保湿不足になると思います。
クレイローションの全成分
精製水、グリチルリチン酸ジカリウム(消炎・抗炎症成分)、ベントナイト(天然クレイ)、濃グリセリン(保湿成分)、ソルビット液(保湿成分)、フェノキシエタノール(抗菌成分)、グリセリン脂肪酸エステル(乳化剤)、イリス根エキス(保湿成分)、クインシードエキス(保湿成分)、キシロビオース混合物(保湿剤)、オウゴンエキス(消炎・保湿成分)、納豆エキス(保湿成分)、カモミラエキス(保湿・抗炎症成分)、ヒアルロン酸ナトリウム液(保湿成分)。
クレイローションの使い方
クレイローションの効果「評判と口コミ」(2ch、@コスメより)
- 私は乾燥肌だからこれは合わなかった。オイリー肌タイプには効くと思う。
- ほかの人がいってるように保湿不足という印象。
- 使い続けるほどニキビが少なくなっていった。
- 肌にどんどん浸透していく印象。臭いも気にならない。
- 乾燥すると思ったけど手を使って肌に押し込むようにするとモチモチになる。
Step3:保護Cセラム(美容液)
美容液のCセラムは、通常では浸透しにくいビタミンCを世界特許の「QuSome(キューソーム)」という浸透テクノロジーによって成分を超微小カプセルに包み込み、安定的に奥まで浸透させることができるとされます。
肌に浸透したビタミンCが毛穴のトラブルを予防し、すでにできてしまったもしっかりケアし、デコボコになったお肌に対して素晴らしい改善効果を発揮するとされます。
一般的なビタミンC配合の化粧品は、安定性や浸透性を高めるために誘導体という形にし、水溶性ビタミンC誘導体ではリン酸、脂溶性ビタミンC誘導体ではパルミチン酸などの別の物質と結合させるのが一般的ですが、CセラムではビタミンCを超微小カプセルに包み込むことで安定的に肌に浸透されていくとしています。
Cセラムの全成分
PG(保湿成分)、アスコルビン酸(ビタミンC)、レシチン(保湿、皮膚保護作用)、ポリアクリルアミド(保湿剤)、(C13,14)イソパラフィン(エモリエント成分)、ラウレス-7(乳化剤)。
Cセラムの使い方
Cセラムの効果「評判と口コミ」(2ch、@コスメより)
- Cセラムは塗ると温かくなった。でも私には刺激が強かったのかヒリヒリ感やかゆみが現れた。敏感肌には不向きだと思う。
- ニキビそのものには効かなかったけど、には効いた。
- 量を多く塗ると白ニキビができた。
- ややベタベタ感がある。ビタミンCを含んだオイルという印象。
- この商品は人によって合う合わないがはっきりしていると思う。
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