クレアラシル「ニキビ治療薬クリーム」の効果と全成分の効能

クレアラシルニキビ治療薬クリームの画像 ニキビに効く市販の治療薬に「クレアラシル」があります。

クレアラシルは、英国の化粧品会社レキットベンキーザー社から発売されている世界的に有名なニキビ治療薬のブランドです。日本でもニキビケアブランドとして長く販売され、知名度も高いと思います。

今回は、クレアラシルシリーズの塗り薬である「にきび治療薬クリーム」の有効成分の効能や添加物の性質などをご紹介します。

クレアラシル「にきび治療薬クリーム」の全成分

有効成分の効果

    硫黄の画像
  • イオウ(硫黄)3%・・・殺菌作用、角質柔軟作用、角質剥離作用がある成分。ニキビ治療薬として使用されることが多い。黄色の成分で独特の臭いがあります。
  • レゾルシン2%・・・殺菌作用、角質軟化作用、角質除去作用があり、ニキビ予防や毛穴ケア化粧品に使用されます。レゾルシンはイオウと相性が良いため、それと組み合わせて配合されることが多いです。
  • グリチルリチン酸二カリウム0.5%・・・甘草(カンゾウ)の根や茎から抽出される成分。消炎、抗炎症成分として使用されます。ニキビや肌荒れを予防・改善する目的で化粧品に配合されます。
  • トコフェロール酢酸エステル0.5%・・・ビタミンE誘導体(ビタミンEの構造を改良して生体で活用されやすくしたもの)の一つ。ビタミンEには抗酸化作用や血行促進作用があり、皮脂の酸化を予防してニキビを防ぎます。(皮脂にも極微量のビタミンEが含まれます)。

その他の成分(添加物)

  • 亜硫酸水素Na・・・品質安定成分。
  • ミリスチン酸イソプロピル・・・エモリエント剤。
  • ステアリルアルコール・・・エモリエント剤、乳化剤。
  • ベヘニルアルコール・・・基剤、乳化剤、エモリエント成分。
  • ワセリン・・・基剤、保湿、エモリエント成分。
  • 流動パラフィン・・・基剤、保湿、エモリエント成分。
  • セチル硫酸Na・・・合成界面活性剤(乳化剤)。
  • ポリソルベート80・・・非イオン性界面活性剤(乳化剤)。
  • ベントナイト・・・皮脂吸着物質。
  • BG(1,3-ブチレングリコール)・・・保湿成分、抗菌成分。
  • 酸化チタン・・・白色顔料(着色剤として)、紫外線散乱剤。
  • 三二酸化鉄・・・顔料(肌色着色料)。
  • 酸化鉄・・・顔料(肌色着色料)。
  • タルク・・・皮脂吸着成分、品質向上成分。
  • ブチルパラベン・・・防腐剤。
  • メチルパラベン・・・防腐剤。

クレアラシルにきび治療薬クリームは無香料、弱酸性です。

有効成分イオウとレゾルシンは相乗効果がある

クレアラシルでは、かつて「サルファ+レゾルシン処方」というキャッチフレーズが積極的に用いられていました。(サルファとはイオウのことです)。

イオウとレゾルシンは共に殺菌作用と角質軟化作用があり、それを組み合わせることで相乗効果が得られるというものです。2つの有効成分を組み合わせることで毛穴のつまりやニキビ炎症の進行を強力に予防する効果があります。

イオウやレゾルシンの殺菌作用により、赤ニキビの炎症を抑え、にきび跡の色素沈着や赤みの予防をもたらします。

また、白ニキビや黒ニキビがさらに進行するのを予防します。ピーリング作用があるため、皮膚が厚くなって毛穴がつまってしまう現象も改善します。また、ニキビの芯の形成も抑えます。

ニキビ跡に効く?

ニキビ跡の赤みとシミ(色素沈着) クレアラシル「ニキビ治療薬クリーム」はニキビ跡の赤みや色素沈着には効果はありません。

イオウには刺激性があるため、ニキビの赤みが悪化したように見えることもあります。ただし、炎症にきびをより早く治すことでニキビ跡の悪化を予防することができます。

海外では成分が違う?

女性看護師の写真 クレアラシルは世界的に販売されているニキビ治療薬ですが、日本の製品と海外の製品では有効成分が違うケースがあります。

日本では主に「イオウ」と「レゾルシン」という成分を有効成分としていますが、海外のクレアラシル治療薬では「過酸化ベンゾイル」という成分が使用されていたりします。

過酸化ベンゾイルとは、酸化剤の一つで、肌に塗布すると分解の過程で活性酸素が発生し、ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌します。(アクネ菌は酸素がある環境では死滅してしまう性質があります)。

日本では過酸化ベンゾイルは保険適応の塗り薬として認可されています(商品名:ベピオゲル)が、クレアラシルのような一般的な化粧品に配合することは許されていません。

そのため、日本のクレアラシルは過酸化ベンゾイルではなくイオウとレゾルシンを有効成分として販売されています。

使い方・塗り方

薬を塗る女性の画像 クレアラシル「ニキビ治療薬クリーム」は、洗顔後に、化粧水で肌を整えた後にニキビの部分に適量塗ります。朝と就寝前を中心に1日2~3回の使用が目安です。

にきびがない部分に予防として塗ったりしないようにしましょう。この治療薬は、イオウとレゾルシンのピーリング作用によって塗った部分の皮膚が剥がれたり、赤みが現れたりすることがありますので、その部分に刺激を与えないようにしましょう。

そして、保湿をしっかりと行いましょう。また、紫外線対策も必要です。

副作用と注意点

クレアラシル「ニキビ治療薬クリーム」の有効成分であるイオウはシルバー製品、指輪、ネックレスなどの銀製品に付着すると変色することがあります。

また、肌に塗った後にヒリヒリ・かゆみが現れたら使用を中止しましょう。アレルギー、かぶれを起こしている可能性があります。他にも、目元などの皮膚が薄い部分には不向きです。万が一、目に入ったら素早く洗い流しましょう。

評判・口コミ

クレアラシル・ニキビ治療薬クリームの評判を、Amazon、@コスメ、2chから要約してまとめました。

ポジティブな評判

  • 赤く腫れたニキビにクレアラシルを寝る前に塗ったら小さくなってた。
  • 炎症した赤ニキビに塗った翌日には腫れが小さくなってニキビの芯が表面に出てきた。
  • ニキビが腫れそうな部分にクレアラシルを早めに塗ってみたら、翌日には腫れが悪化せずに済みました。
  • ニキビがひどくなり始めた高1くらいからずっと使ってます。クレアラシルを使うとニキビが小さくなるのが早くて、私の肌にあってるみたいです。
  • 肌色タイプは目立たなくて良い。外出時でも気にならない。

ネガティブな評判

  • 塗った翌日には確かにニキビは小さくなってたけど、ニキビの周囲の赤みがひどくなった。
  • 白にきびがかえって悪化して赤ニキビになった。
  • クレアラシルを塗って1時間ほどするとピリピリするかゆみが現れた。私には合わなかった。
  • 伸びが良いが、ややベタベタ感がある。
  • 化膿ニキビがたくさんできやすい体質だけど、クレアラシルは他のニキビ治療薬とあまり効果的な違いがなかった。