【画像】ダーマペンのニキビ跡治療効果と危険性「クレーター」改善に効く理由

ダーマペン ダーマペン(英語:Dermapen)とは、簡単に言えば電動で動く針を使った若返り治療です。

マイクロニードル(極細の針)を電動ピストン運動によって皮膚に刺して意図的に穴をあけ、その傷を治すために放出される成長因子(細胞増殖因子)によって肌の入れ替えやコラーゲン増生を促します。

電気を使った機械的なダーマローラー(ニードルセラピー)といえます。

ダーマペンによるニキビ跡治療

単なるコラーゲン増生を促す高周波治療などのエイジングケア治療と違って、ダーマペンでは新しい皮膚との入れ替えも促すため、ニキビ痕の凹みをもたらす瘢痕組織を凹凸のないフラットな肌へと導き、それを維持します。

また、コラーゲン増生も活発に促進することから、しわや小じわなどの肌老化対策にも有効です。

ダーマペンの長所

肌の悩みに応じて針の長さを調整できる

ダーマペンの画像 ダーマペンは、改善したい肌の悩みに対して針を調整することが可能で、例えば、浅いシミ・色素沈着、肌のくすみ、キメ改善といった目的には0.25~0.5mm、深いにきび痕や傷跡などの場合は1.5~2.0mmといったように、簡単に使い分けることができます。

色素沈着のリスクや痛み・ダウンタイムを抑制できる

ダーマローラーとダーマペンの違い ダーマペンでは、施術中の痛みやその後のダウンタイムなどが極端に軽減されています。

例えば、ダーマローラーという針が付いたローラーを転がす方法がありますが、その方法では針が皮膚の中で動いてしまって痛みやダメージが必要以上に強くなる欠点があります。

一方、ダーマペンでは針を垂直に刺すことができるため、肌に対する余計な負担がありません。ダーマローラーと比較すると痛みやダウンタイム、色素沈着のリスクは低いです。

【動画】ダーマペンとダーマローラーの違い

ダーマペンの長所をダーマローラーと比較した動画です。(YouTube)

ダーマペンとダーマローラーの違いは、簡単に言えば針を垂直に刺すかどうかの違いです。それによって効果やダメージ、痛みなどに大きな違いがあります。

ダーマペンの効果まとめ

ニードルセラピーによるニキビ跡治療
  • ダーマペンは皮膚の入れ替えを促し、ニキビ痕の萎縮した瘢痕組織(凹んだ成熟瘢痕)を正常化する。一度の治療で10~20%の皮膚を入れ替えを促します。
  • 成長因子の放出によって線維芽細胞を活性化させてコラーゲン増生を促し、ニキビ跡の凹んだ状態を平らに導きます。
  • 瘢痕組織を入れ替えとコラーゲン増加によるダブルの効果によって陥没したニキビ痕が改善されます。
  • ダーマペンは皮膚を入れ替える治療であるため、一度ニキビ痕のクレーターが改善されたら再発することがない。

ニキビ跡クレーターの改善効果は?

ダーマペンはニキビ跡クレーターに効果的な治療法です。そのニキビ跡クレーターは萎縮した成熟瘢痕であり、ダーマペンを使ってその瘢痕を入れ替えて改善するには何度か治療を繰り返す必要があります。

ダーマペンは高い効果がありますが、ニキビ跡の深いクレーターを治す場合、ダーマペンでもかなりの治療回数を要します。少なくとも5回以上の治療は必要で、治療を繰り返しても改善が実感できないケースもあります。

適応症状

  • ニキビ痕の陥没クレーター、皮膚の凹み、老化による皮膚のデコボコ。
  • しわ、こじわ、ちりめんじわ。
  • 開いた毛穴、帯状毛穴、キメの乱れ、肌質改善。
  • 肌老化防止、エイジングケア。
  • 妊娠線、肉割れ。
  • 傷跡、手術跡、外傷、ヤケド跡、リストカット跡など。
  • 成熟瘢痕、肥厚性瘢痕。(進行性がある真性ケロイドには不適応)。
  • 毛孔性苔癬。

ダーマペンの施術内容について

ダーマペンの画像 Step1施術前は洗顔・クレンジングによって肌の汚れを落とします。

Step2皮膚に麻酔をかける。(麻酔クリームで30分ほど)。目的によっては麻酔が不要な場合もあります。

Step3ダーマペンを使用してニキビ跡クレーターを中心に針を刺していく。この時に、成長因子を含んだ美容液を塗布しながら行うことで針を通して成長因子が肌深くに届けられ、より高い効果を得られます。

Step4治療後は肌をクールダウンさせて終了です。

Step5お化粧は治療レベルにもよりますが、基本的に施術後当日~数日は控えるべきです。

アフターケア

ダーマペン使用後のカサブタの画像
  • ダーマペンによる治療レベルが高くなるほど出血するようになりますが、数十分ほどで穴は完全に閉じて出血は治まります。
  • 治療後は数日かけて点状にカサブタができます。このカサブタを無理に剥がしたりしないようにしましょう。
  • カサブタが取れるまでお化粧などの肌に負担がかかる行為はできる限り控えるべきです。
  • 術後は化粧水などで普段よりもより一層の保湿スキンケアをしましょう。肌水分量がアップすることでダウンタイムが抑えられ、回復力も高くなります。
  • ダーマペン治療後は紫外線対策をしましょう。
  • ダーマペンの術後は皮膚が強く赤みを帯びることがあります。顔を広範囲に覆うことができるマスクを持参しておくと良いと思います。
  • ダウンタイムを考慮して生活や仕事に余裕があるときに行ったほうが良いでしょう。ダウンタイムの目安は治療レベルにもよりますが2~3日から1週間ほどが目安です。

治療時間の目安

ダーマペンの施術時間は、顔全体の施術で10分ほど。麻酔を含めると顔全体で1時間ほどはかかります。

治療料金の目安

ダーマペンの施術費用は、病院によって違いがありますが部分的な治療で2~3万円ほどが目安です。

治療回数の目安

ダーマペンの施術回数は、深いにきび痕のクレーター治療では3~6ヶ月おきに5回以上が目安です。1回の治療では効果が実感できないこともありますが、治療を重ねることで高い効果が期待できます。また、浅いニキビ痕のクレーターの場合は1~2回のダーマペン治療で十分な効果を得られることがあります。

ダーマペンの副作用や危険性

  • ケロイド体質の場合は治療は受けられません。
  • 妊娠中の場合は基本的に治療は受けられません。妊娠期はデリケートな時期で、女性ホルモンバランスの崩れにより肌トラブルが起きやすい傾向があります。
  • 体調不良や病気など、医師の判断によっては治療が受けられないケースもあります。体調が悪いと回復が遅れて色素沈着を起こす可能性があります。
  • 色素沈着を起こしやすい人もダーマペンは不向きです。
  • 仕事などで日焼けの心配がある人もダーマペンは適していません。