冬の乾燥肌に悩む人は日本海側、特に福岡への移住がおすすめ!湿度や気温まとめ

肌に悩む女性の画像 「冬になると肌がガサガサ」、「どんな化粧品を使っても乾燥が治らない」、「乾燥で唇も切れてしまう」・・・・

そんな極端な乾燥肌に悩む人は、思い切って日本海側へと移住してみてはいかがでしょうか。

実は、日本海側というのは、太平洋側の地域に比べて気候的に冬でも湿度が高く、肌の乾燥を感じにくいという特長があります。

そして、日本海側の地域の中でも、特におすすめする都道府県は福岡県です。

今回は、日本海側の地域が冬でも湿度が高い要因と、その中でも特に住みやすい福岡市の特長をご紹介していきます。

なぜ冬の日本海側は湿度が高いの?

一般に、冬になると空気が乾燥するようになるといわれますが、一方で冬においても安定的に湿度が高い地域もあります。それが日本海側の地域です。

なぜ日本海側は冬の湿度が高いのかというと、要因はシベリアからやってくる高気圧(シベリア気団)にあります。

西高東低の気圧配置の画像

シベリアからの高気圧によって流れ出る風は、日本にとっては北西の季節風となります。

これは「西高東低」といわれる典型的な冬型の気圧配置において、空気が高いほうから低いほう(北西から東側)へと流れ込むことによって起こる現象です。一般に「北風(きたかぜ)」といわれるもので、これによって一段と冷え込んだ気象状況になります。

そのシベリアからの空気は元々は乾燥した空気なのですが、対馬暖流が流れる日本海を渡る過程で大量の水分を含むようになります。

冬に日本海側が湿度が高い仕組みのイラスト写真

この大量の水分を含んだ空気が日本海側の地域に高い湿度をもたらします。そのため、冬の日本海側ではあまり極端な乾燥を感じることが少ないのです。

ところが、シベリアからの冷たく湿った空気は日本海側地域に大雪をもたらす欠点があります。都道府県でいえば、新潟や秋田、青森などの日本海側地域は、世界的にも積雪量が多いことで知られています。

日本海側地域は「肌の潤いを守る」という点では良い環境だといえますが、やはり寒さや大雪の問題があります。

冬の太平洋側が湿度が低くなる原因は?

東京や千葉、神奈川、静岡、埼玉など関東圏に年間を通して住んだことがある人ならばわかると思いますが、冬の関東はとても乾燥するようになります。夏のジメジメした環境とは大きな違いです。

関東圏は日本の中でも最も冬に乾燥する場所なのですが、その原因もシベリアからやってくる高気圧が関係しています。

冬に日本海側が湿度が高い仕組みのイラスト写真

シベリアからの空気は日本海を渡るときに大量の水分を含みますが、この冷たい湿った空気が日本列島の中央部に連なる山脈にぶつかり、雲を発生させて大量の雪や雨を降らせます。

そして、空気が山脈を超えて太平洋側に到達するころには、空気はかなりの水分量を放出していて、すっかり乾燥したものになります。

そのため、太平洋側の冬は肌がカサカサするような乾燥した環境になるわけです。冬の湿度だけを比べると、関東は日本海側よりも平均で10~20%も湿度が低くなります。

肌の潤いがしっかりしている人であれば少しくらい湿度が低くても問題ありませんが、乾燥で肌荒れが治らない人や、アトピーが乾燥で悪化するような人においてはとてもつらい時期だと思います。

冬の乾燥肌に悩む人は日本海側への移住がおすすめ?

九州の写真 冬の肌の乾燥が辛いという理由だけで、湿度が高い日本海側のどこかに移住を決めるという人はかなり少ないと思います。

しかし、肌の悩みと同時に、就職や就学先が決まっていない人、またセカンドライフを違う地域で生活したいと考えている人などは、日本海側地域を選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

日本海側の地域といっても多くの地域がありますが、その中でも九州北部、特に福岡市は冬の寒さや雪の問題もほとんどないおすすめできる地域です。

九州北部は湿度が高い

福岡や佐賀、長崎といった九州北部は冬でも湿度が高いという特長があります。これはシベリアからの高気圧が大量の水分を含んでいることによります。

それぞれの都市における冬1月の平均湿度を調べてみると、福岡は68%、東京は47%、千葉は51%、大阪は61%、仙台が64%、秋田は74%、札幌は75%となっています。(福岡と東京では約20%も平均湿度に違いがあります)

理想的な湿度は50~60%だとされるので、平均でいえば東京と千葉以外は理想的な湿度をカバーしているといえます。

そして、福岡市の冬の湿度は、どんなに低い日でも30%代(日中)はあります。比較として東京では冬の日中の湿度が20%を下回ることも珍しくないです。

東京の冬は乾燥が強く、「外を歩いているだけで肌がカサカサになってしまう」、「鼻の粘膜がパリパリになる」、「のどが痛くなる」といった現象はよく起こりますが、福岡などの地域ではそういった現象は感じにくいです。保湿のためのマスクも必要ないと思います。

九州北部は雪が少ない

雪の写真 九州北部は、日本海側でありながら冬に雪がほとんど降りません。たまに積もるときもありますが、あっても年に1回あるかないかレベルです。そして、積もってもすぐに溶けます。

例えば、青森、秋田、山形、新潟などの日本海側は、冬になると積雪で頻繁に交通機関が混乱しますが、九州北部はそういった心配がほとんどないです。

九州では「車のタイヤをスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)にする」、「雪かきする」、「屋根の雪を下ろす」といった習慣もないです。雪国にありがちな「わずらわしさ」はありません。

なお、筆者の確認では日本列島において冬にスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)にするような習慣があるのは、山口県の日本海側、長門市や萩市などからのようです。旅行に行った時に地元の人にいろいろ話しを聞いた結果わかりました。

九州北部の冬は雨も少ない

日本海側の地域は、一般に湿った空気によって雪や雨が多く降りますが、九州北部の冬は湿度が高いのに雪だけではなく雨も少ないといった特長があります。

冬1月の降水量でいえば、福岡市は68mm、松江市は147mm、鳥取は202mm、新潟は186mm、札幌113.6mmで、福岡は日本海側の中でも天候が良い地域といえます。(なお、東京の1月の降水量は48mm、大阪は45mm、仙台は37mmとなっています)

福岡の冬は、東京などと比べると晴天は少ないですが、比較的に雨も少なく、全体的に晴れ日や曇りが多いような気がします。そして強い紫外線も少ないので日焼けしたくない人にとってはとても過ごしやすいといえます。

九州北部は日本海側だけど冬でも日照時間が長い

日本海側の冬というと、雪や雨などで天候が悪くなる傾向がありますが、九州北部の場合は日本海側の中でも日照時間(太陽が照った時間)が長いといった特長があります。

例えば、福岡市の1月の平均月間日照時間は102時間ですが、他の日本海側の地域でいえば、松江市が68時間、鳥取市が70時間、新潟市が57時間、秋田市が39時間、札幌市が92時間となっていて、日本海側の中では冬の天気が最も良い地域だといえます。

なお、他の主要都市の1月の日照時間でいえば、東京は190時間、大阪は142時間、仙台148時間です。そういった太平洋側の地域と比べると九州北部の日照時間は低めです。

九州は冬でも温かい

九州は地理的に南にあるので、北国に比べれば冬でもそれほど寒くなることはないです。

例えば、1月の平均気温でいえば福岡市は6.6度で、他の大都市と比べると、東京は3.2度、大阪市は6.0度、仙台は1.6度、新潟市では2.8度、札幌市は-3.6度なので、大都市の中では最も温かい地域といえます。

冬に冷え性が悪化しやすい人は、九州のような気候が合っているかもしれませんね。

九州北部は関東と比べるとスギ花粉やヒノキ花粉が少ない

花粉症の画像 花粉症患者にとって2月ごろからは悩ましいものになりますが、実は九州はスギ花粉やヒノキ花粉が比較的に少ない地域なのです。

1992年のデータでは、日本全体でスギの植林面積が453.8万ヘクタール、ヒノキが244.1万ヘクタールあるとされますが、多くが関東とその周辺や東北などに集中していて、九州は東北や関東、中部地方などと比べれば植林規模が少ない事情があります。

また、偏西風の影響を受けにくいのも九州北部の良いところです。例えば、東京だったら偏西風によって西側から花粉が大量に飛んできますが、九州北部の場合は西側は海なので、関東地域と比べれば偏西風による花粉飛散の影響は受けません。

そのため、全国的にみても九州の花粉症患者は少ないといわれています。特に長崎県はスギの植林が極めて少なく、偏西風の影響も受けにくいので花粉症患者が少ないとされています。

ただし、福岡市の場合は、南西部に連なる背振山地(せふりさんち)とその周囲の山々がスギやヒノキの植林が多いことから、シーズンになると花粉が多く舞いやすいようです。他にも、福岡県飯塚市の周辺の山々も植林が多いようです。

九州北部は夏でもそれほど暑くならない

夏の蒸し暑さで汗をふく画像 九州は南に位置するので夏は特に暑いように思えますが、九州北部に限っていえば実はそれほど気温は高くなりません。

例えば、福岡市の8月の平均気温は28.1度ですが、大阪はそれよりも高い28.8度、東京は26.1度、名古屋市が27.8度です。本州の主要都市とあまり大差はないです。

なお、日本海側地域でいえば、松江市が26.8度、新潟市が26.6度、札幌市が22.3度となっています。

そして、日本海側の夏は、太平洋側の地域と比べて太平洋高気圧の湿った空気の影響を受けにくいので、ジメジメとした蒸し暑さも比較的に低いようです。

九州北部は地震が少ない?

九州北部は、全国的にみても地震が少ないところです。巨大地震をもたらすユーラシアプレートや太平洋プレート、フィリピン海プレートなどの境界から遠い位置にあるので、統計的にも地震が少ないようです。基本的に大きな津波の心配もありません。

ただし、2016年に起こったような熊本地震の例があるので、福岡市などでも大地震が起こらないとはいえませんね。

福岡市は気候以外にも良いところがたくさん!

福岡は人口増加率が高い

増加するイラスト 住み慣れない地域に移住するとなると、心配なのが人口減少の問題ですね。これは日本全体の課題でもあると思いますが、実は2010年から2015年のデータでは、福岡市の人口増加率は、政令指定都市でトップの5.1%です。

人口増加率2位の川崎市が3.5%、東京23区は3.7%の人口増加率なので、全国的に見ても福岡市はダントツだといえます。

人口がグングン増えているので、福岡市の財政収支においても歳入の増加率が全国で最も高いレベルとなっています。

福岡市の人口が増えている要因としては、九州中から若い世代が就職や就学に来ていることがあげられます。他の九州の地域が過疎化していたりするので、不安を感じて都市に移り住む人も多いといいます。

ただし、日本全体の問題でいえば、いずれは福岡市も例外なく人口減少社会に突入するとされます。メリットはその人口問題の変化が緩やかなところです。

若者比率が政令都市でトップ

福岡市は、政令指定都市において人口における若い世代の比率が最も高いとされています。そのため、福岡市への企業進出や不動産開発なども活発に行われています。日本の中でも特に活気がある街だといえます。

大都市だけと田舎もある

福岡市内の有名な町といえば博多駅周辺、中州(飲み屋や屋台が多い街)、天神などがありますが、郊外に向かって少し車で走れば、田畑ばかりの田舎を見る事ができます。

福岡市は人口150万人の大都市ではあるのですが、都心部から少し離れるとゴミゴミした感じが全くないのがいいところです。田舎に暮らしたいけど近くに都会がないと不安という人にはピッタリではないでしょうか。

なお、福岡市は都心部に福岡空港がある都合により、ビルなどの建造物に高さ制限が設けられています。あまり高いビルがないので、街並みとしても立体感はほとんど感じないと思います。

物価が安い

福岡市の写真 福岡市は物価が安いといわれます。その物価とは地価、不動産価格です。例えば、賃貸物件ならば、鉄筋コンクリートマンション、バストイレ別、エアコン付き、フローリングなどの条件で3万円代クラスの賃貸物件を多くみることができます。(まれに2万円代も)

福岡が物価が安い理由は、東京や大阪などと比べて人口密度が低いこともあげられますが、労働賃金が低いこともあげられます。

労働賃金が低い理由の一つが、グローバル企業が少ないことです。やはり、国際的な企業は様々な産業をもたらし、同時に賃金もアップさせる要因となるようですが、そういった企業が福岡市にはないので全体的に賃金も少なく、その結果として物価も低い状況となっています。

なお、福岡市はグローバル企業は少ない一方で、大企業の九州支店という形で拠点となって密集していたりします。

東京と比べると仕事のボリュームは少ない

福岡市はなかなかの大都市なので仕事もかなりあります。ただし、東京と比べると仕事内容のバリエーションは低いです。特に映像、コンテンツ関係の仕事は東京と比べるとかなり少ないです。

福岡市内は基本的に車社会

福岡市民における通勤手段というと電車よりも車が一般的です。通勤手段は多い順に車、バス、電車といった感じです。なお、地下鉄だけでいえば市内に路線は2本だけです。

Amazonなどネット通販はすぐ届く

Amazonのロゴ写真 ネット通販をよく利用する人にとってはAmazon便が届くスピードが気になると思います。福岡市の場合、Amazonプライム会員であれば注文してから翌日、遅くても2日後に届くのが普通です。(2017年時点)

福岡市以外の九州北部地域においても、だいたいは翌日~2日後に届きます。配送スピードが本州と大きく違うということはないです。また、福岡市の場合は雑誌の発売日などの遅延もほとんどないようです。

ヤンキーや暴力団が多い?

福岡県についてよく話題になるのが、「ヤンキー(暴走族)が多い」、「暴力団が怖い」みたいなことです。その件については福岡県というよりも、地域によって違うようです。

まず、ヤンキーが多いイメージというと北九州市の成人式のイメージが強いようです。テレビなどでもヤンチャな男性が取り上げられてますよね。全国的にあの印象が強いのかもしれないです。

そして、暴力団の事件については全国的にみても北九州市に多いことで知られています。北九州市には特定指定暴力団に指定されている工藤会という組本部があるためです。

なお、福岡市の場合は暴力団による事件は比較的に少ないです。

まとめ

福岡市は今、日本の中でも最も注目されている都市の一つです。その理由は以下の要因があげられます。

  • 人口増加率が高いこと
  • 人口構造において若い世代の比率が高いこと
  • 地理的に中国などアジア諸国と近いこと
  • 日本政府による一部規制緩和(国家戦略特区)の対象となっていること
  • 観光客が増えていること

などがあげられます。

そして、福岡市は気候的にもとても穏やかです。夏はそこまで暑くならず、冬は温かくて乾燥もほとんど感じません。乾燥肌に悩む人には最適な地域だと思います。

「移住」というと人生を大きく左右する決断だと思いますが、冬の寒さや空気の乾燥が苦手で、どこかの地域に移住を考えている人がいましたら福岡市はおすすめできるところだとおもいます。