エステサロンのニキビ治療内容一覧。エステでニキビは治る?

マッサージする画像 エステサロンでは様々なフェイシャルスキンケアが行われていますが、その一つがニキビや毛穴汚れ解消を目的としたフェイシャル施術です。

エステサロンは、皮膚科・美容クリニックといった医療機関ではないため、施術内容も限られますが、通常の医療機関では行われないようなエステ独自の様々な美容法が行われています。

エステサロンにおけるフェイシャルスキンケア一覧

エステサロンでは、ニキビそのものを治療するというよりも、ニキビができにくくなるようや施術やニキビ跡の治りが良くなるような施術が行われます。主に、クレンジング、保湿や美容成分によって皮膚の再生力を促すような施術、またマッサージによって代謝を促すといった方法が中心です。

クレンジング

エステサロンにおける保湿パックの画像 エステサロンでは、洗顔・クレンジングの段階から丁寧に行ってくれます。エステティシャンがスチームで十分に毛穴を開かせて潤いを与えながら、泡やジェルを用いて皮脂汚れ・メイク汚れを落としてくれます。

ニキビは刺激を与えるほど炎症が悪化し、進行すると化膿してしまうことがあります。エステティシャンはニキビに対する負担を避けながらクレンジングを行ってくれるはずです。

エステサロンでは「ディープクレンジング」と称して通常では解消しにくい毛穴汚れを落とすことができると宣伝しているところがあります。

毛穴吸引

毛穴吸引 エステサロンでは専用の吸引機器を使用して毛穴の皮脂汚れを吸引する方法が行われることが多いです。掃除機と同じ原理で、肌に吸引機を軽く押し当て、毛穴汚れを取り除いてきます。一部分に吸引を行いすぎると色素沈着を起こすことがあるため、軽く弾くような感覚で行われます。

ニキビに対して行うと刺激となって炎症を悪化させてしまうことがありますので、ニキビやシミのない部分に対して行われます。主にTゾーン、鼻・小鼻、頬などが中心です。

こういった毛穴吸引機器は市販されているものを購入することで自宅でホームケアすることができます。ただし、その場合は色素沈着を起こさないためにもやり過ぎないことが大切です。

超音波クレンジング

超音波クレンジング 超音波クレンジングは、超音波振動によって毛穴の汚れや毛穴を塞ぐ古い角質を落としていく美容法です。水分を吹きつけながら超音波振動を当てることでミスト化された水分が皮脂や化粧残りと乳化し、毛穴の皮脂汚れを古い角質とともに落としていきます。

肌をキレイにしているつもりでも、超音波クレンジングを行うと大量の皮脂汚れが取れるのが実感できると思います。美容クリニックなどでも行っているところがあります。(もちろん保険適応外です)

イオン導入

イオン導入の画像 イオン導入とは、微弱な電流を使用して美容成分の浸透を高める方法です。肌には皮脂膜や角質層などのバリア機能があり、普通に美容成分を塗布しても肌の奥にまで浸透にしくい難点がありますが、微弱な電流を用いることでバリア機能を通り抜けて肌の奥深くまで有効成分を届けることができます。

使用される成分は「水溶性ビタミンC誘導体」「プラセンタエキス」「トラネキサム酸」「グリシルグリシン」などの水溶性成分が一般的です。イオン導入は、エステサロンだけではなく一部の皮膚科・美容クリニックなどでも行われています。

リンパマッサージ

リンパマッサージ ニキビ肌荒れは新陳代謝が低下することで引き起こされることがあります。そこでエステサロンでは身体全体の血行を促して老廃物の排出を促すリンパマッサージが行われることがあります。乾燥によるニキビができやすい人に効果的です。リンパマッサージによる高いデトックス効果により、肌の潤いがアップして乾燥肌の改善が期待できます。

リンパマッサージはクリームやアロマオイルを使用してリンパの流れに向かって肌をさするようにマッサージします。背中やデコルテ、脚などが中心です。アロマのリラクゼーション効果によって精神的にも落ち着いてきます。ニキビがある部分にマッサージをすると、かえってその刺激によって炎症を悪化させてしまうことがあるため、ニキビ以外の部分に行われます。

ケミカルピーリング

ピーリング ケミカルピーリングとは、角質を溶かす成分を使用して、毛穴を塞ぐ角質を剥がしてニキビを予防する治療です。ケミカルピーリングはニキビを早い段階で治すことができる治療で、この治療を積極的にすすめる皮膚科医も多いです。

このケミカルピーリングは昔はエステサロンでも高いレベルの施術が行われいましたが、現在では高濃度のケミカルピーリングは医師のもとで行うべきとされています。ただし、エステサロンでもレベルを落とした緩やかなピーリング施術を行っているところもあります。

ビタミンC誘導体

保湿スキンケア エステサロンではニキビケアにおいてビタミンC誘導体を使ったスキンケアが行われることが多いです。ビタミンC誘導体には、皮脂を抑制する作用や毛穴を引き締める効果があり、ニキビ肌や脂性肌(オイリー肌)などの肌質を改善する効果が期待できます。他にも、沈着したメラニンを薄く還元したり、メラニンを合成するチロシナーゼ酵素を阻害する働きがあり、ニキビ跡の色素沈着にも高い効果が期待できます。

保湿パック

保湿パック 最後はパックで保湿して肌を整えます。保湿によって肌水分量を高めることで肌の再生力が劇的に高くなります。潤いがアップし、肌が元気になることでニキビの治りも良くなります。また、角質層の水分が光を反射してワントーン明るい肌へと導き、ニキビ跡のくすみや赤みが目立たなくなります。

エステでニキビは治る?

女性医師の写真 結論から言えば、にきびやニキビ跡を早くキレイに治したい場合はエステサロンよりも皮膚科で治療するのが理想です。

皮膚科ではニキビの原因細菌を減少させるお薬が処方されるため早く治る可能性が高くなります。また、ニキビ跡のシミやクレーターなどにおいても、有効な治療器は皮膚科でしか行うことができません。

一方、エステサロンにおけるニキビ治療は即効性や確実性が低いことが難点です。皮膚科のようにニキビ菌に効くお薬を処方することができないためです。ニキビ跡においても高い効果は期待できません。

また、エステのニキビ治療は長期に及んで費用も高額になってしまうことが多いのも欠点の一つです。ニキビを気長に治したいという人や経済的に余裕がある人にはエステは理想的かもしれませんが、早くキレイに治したい場合は皮膚科に通うのが理想的です。