ハイボン錠(リボフラビン)のニキビ改善効果。飲み方や副作用について

ハイボン錠の画像 皮膚科ではニキビ治療においてハイボン錠というビタミン薬が処方されることがあります。

ハイボン錠はビタミンB2のお薬で、肌のターンオーバーを整えたり、脂質の代謝を促して皮脂分泌を抑制する働きがあります。

ここではハイボン錠のニキビへの効果や、飲み方、副作用などを詳しく解説していきます。

ハイボン錠とは?

ハイボン錠の画像 ハイボン錠とは、簡単に言えばビタミンB2(リボフラビン)のお薬です。

ビタミンB2製剤には、酵素型のものや、ビタミンB2誘導体という形で配合されているお薬も多いですが、ハイボン錠は食品や一般的なサプリメントなどに含まれるリボフラビンというビタミンB2そのものが配合されています。

リボフラビンを摂取すると、体内でフラビンモノヌクレオチド(FMN)、フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)へと変換されて効果を発揮します。

ハイボン錠のようなビタミンB2の内服薬は、主に、ニキビ、吹き出物、脂漏性皮膚炎、口角炎、口唇炎、舌炎、結膜炎などの治療によく処方されます。また、単に栄養補給のために使用されることもあります。

ニキビへの効果

ビタミンB2 ハイボン錠の主成分であるビタミンB2は肌の代謝を正常化する働きがあります。肌細胞の再生を促してターンオーバーを整え、ニキビや吹き出物のない滑らかな肌を維持します。

また、ハイボン錠は皮脂分泌を抑制する効果があります。ニキビや脂漏性皮膚炎の主な原因は皮脂の増加によるものですが、ハイボン錠は皮脂をコントロールすることで、それらを予防改善します。

さらに、ハイボン錠はニキビの治りを良くしたり、ニキビ跡の色素沈着の悪化を軽減する働きも期待できます。

ハイボン錠のようなビタミンB2を服用すると、約7割の人がニキビの改善に向かうという報告もあります。

ハイボン錠はどんなニキビにも効く

額の赤ニキビの画像 ハイボン錠は黒ニキビや白ニキビ、また炎症性が強い赤ニキビなどのどんな症状にも効果があります。また、背中ニキビや胸などのニキビが治りにくい人もハイボン錠が適しています。

ビタミンB2には皮脂を抑制する働きがあるため、脂性肌(オイリー肌)の人におすすめです。

食べ物の好き嫌いが多い人や、ダイエット中の人、お酒をよく飲む人、油っこい食事が多い人、下痢体質の人などはビタミンB2が不足しやすい傾向がありますが、そのような人にハイボン錠が適しています。

効果が現れるまでの期間

ハイボン錠は、効果が実感できるまでは2~4週間以上の期間が必要です。飲み続けることでニキビがしだいに減ってくるようになることが多いです。

ハイボンには強い作用はありませんが、ビタミンB2が不足している人であれば早い段階で効果が実感できるかもしれません。

塗り薬と一緒に処方される

皮膚科で処方される主なニキビ治療薬の画像 皮膚科でのニキビ治療は、主にディフェリンゲル、ベピオゲル、デュアック配合ゲル、エピデュオゲルなどの外用薬を中心とした治療がすすめられます。

そして、ハイボン錠はそういった塗り薬とともに処方されるのが一般的です。

ハイボン錠で悪化するケースがある

肌に悩む女性の画像 ハイボン錠を飲み始めてニキビが悪化したように感じる人もいるかもしれませんが、ハイボンのようなビタミンB2薬にはニキビの原因となる作用はありません。

おそらく、薬以外の要因が考えられます。ニキビはストレスや食生活、睡眠不足などで悪化するので注意して下さい。鏡でニキビを何度も見ているとニキビが治りにくくなります。

食生活を改善することも重要

バランスの良い食事 ニキビ治療においてハイボンのようなビタミン剤を服用する前に、食生活の改善も必要です。にきびを治すには油っこい食事を減らして栄養バランスを整える必要があります。

ビタミンB2は、幅広い食品に含まれていますが、主にレバーや納豆、牛乳、ヨーグルトなどに多く含まれます。

飲み方・服用方法

薬を飲む画像 ハイボン錠の飲み方は、1日20~40mgを2~3回に分けて食後に服用します。ビタミンB2は水溶性ビタミンで体に溜めておくことができないため、一度に摂取するのではなく数回に分けて摂取します。

そして、食後に摂取することで吸収が穏やかになって持続的にビタミンB2が効力を発揮します。

注意が必要なケース

ハイボン錠は、妊娠中や授乳中などを心配する必要なく摂取できます。子供が服用しても大丈夫です。

購入するには?

薬剤師が薬を処方する画像 ハイボン錠は、医師の処方箋をもらって、薬局で購入して下さい。また、ハイボン錠ではなくフラビタンなどの違うビタミンB2薬が処方されることがあるかもしれません。

他にも、ニキビ治療にはピドキサール(ビタミンB6薬)、シナール(ビタミンC薬)、などが処方されることがあるかもしれません。

薬の形状

ハイボンは、細粒タイプと錠剤タイプがありますが、主に錠剤タイプが処方されます。錠剤には20mgと40mgの2種類があります。

サプリメントでも代わりになる

ビタミンB群のサプリメント ハイボン錠に含まれるビタミンB2はリボフラビンという一般的なビタミンB2で、一般的なサプリメントに含まれるビタミンB2と同じものです。病院で処方してもらわなくてもドラッグストアなどで購入できます。
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ちなみに、ハイシーBメイトなどのニキビ向け内服薬もリボフラビンという形のビタミンB2が配合されています。チョコラBBやハイチオールBなどは機能的な誘導体という形で配合されています。リボフラビンでもビタミンB2誘導体でも効果に大きな違いはないと思います。

ハイボン錠の副作用

女性医師のカウンセリング写真 ハイボン錠には副作用はほとんどありません。ビタミンB2という水溶性ビタミンが主成分であるため、過剰に摂取した分は尿と共にでていきます。体に蓄積されることもありえません。

そして、ハイボンを飲むと、その後におしっこが黄色くなることがありますが、これはビタミンB2が排出されたことによるものなので、心配する必要はありません。

ほどんど副作用がありませんが、まれに胃の不快感や下痢、腹痛、吐き気、頭痛などが現れることがあるようです。深刻な副作用ではないため、あまり気にしないで下さい。